車は、ミラーとメーターを見てアクセルとブレーキ、ハンドル、ウインカーを操作すれば、運転できる。
だから、大多数の人が免許が取れる。
組織も同じ。
組織の仕組みや構造ではなく、組織の動かし方を覚えろ。

組織を動かす事を覚えろ。
組織を動かすためには、行動に現わさなければならない。
やるべき事をやれ。
難しい事ではない。

エンジンをかけなければ車は動かない。

自動車の仕組みや構造が知りたいわけではなくて、自動車の運転の仕方を教わりたいのだ。
勘違いをしない。
銃の仕組みや構造が問題なのではなく。撃ち方が問題なのだ。
組織の動かし方を学ぼうとしない。難しことばかり言って。

自動車の仕組みや構造が知りたいわけではなくて、自動車の運転の仕方を教わりたいのだ。
勘違いをしない。
銃の仕組みや構造が問題なのではなく。撃ち方が問題なのだ。
組織の動かし方を学ぼうとしない。難しことばかり言って。

雲をつかむような事は言うな。
掴みどころない事はするな。

記憶しろと言ってるのではなくて、記録しろと言ってるの。
記録したか、メモつけたか、書いたかと聞いているのに。
大丈夫です。覚えていますからと口答えする者が多い。
書けと言ったら書けばいいのである。

何を書いたかで、メモをつけた者の実力は見えてくる。
記録するのと記憶するのとでは天と地ほど違う。
記録するのと、記憶するのとでは、後が、まったく違ってくる。
記憶なんて頼っていたら、仕事にはならない。
記憶は、人それぞれ違うし。
また、風化する。
言った言わないと争いになるのがおち。
メモを書くのを億劫がり、面倒くさいと、記憶を頼りにしているから、
災いに巻き込まれる。
昔は、メモのつけ方から教わったもの。

いいアイデアだも、話だけでは、取り留めなくなる。
詳細全てを記憶するのは至難な業である。
提案を話だけで、記憶を頼りに、皆に伝えようとするのは、無謀な事だ。
提案は、提案書にまとめるから、実体を持つ。
提案書にする事で、内容を吟味、点検、修正する事、検討する事が出来る。

入会します。どうぞというだけでは、入会した事を証明する事はできない。
入会届を出して会員書を発行するから、会員であることが証明できる。

設計図、日程表があるから、家は建つ。
計画書、予算書があるから、事業を起こす事が出来る。
地図があれば道に迷わずに済む。

見積書に、見取り図。履歴書。

記録もつけずに、話してあります。
言いましたで通そうとするのは乱暴な話。

近代組織は、文書化によって成り立っていると言って過言でない。
組織決定は、決裁書や稟議書によって確認し通知書で広く伝達できる。
入金伝票。請求書。納品書。領収書がなければ、取引は成立しない。
借用書、手形、権利書、戸籍謄本、印鑑証明書がなければ、権利は主張できない。
パスポート、免許書、卒業証書がなければ証明できない。
手続きや書類を書くのが面倒くさいなんて言ってたら、もっと面倒くさい事に巻き込まれる。
手続きがあるから、パスポートだって一時間もあれば、所定の仕事は片付くが、手続きがなければいつ終わるかわからない。
面倒くさい、言えばわかるでしょなんて言てた仕事にはならない。
紙幣も、文書に一種。
契約書から、民主主義や市場経済は、始まる。
腕を組んで、パソコンを見つめても伝わらない。
書類も、一目、見てわかるようにする。
それに、組織は人でできているので、人と接触しなければ仕事にならない。

パソコンとにらっめこしても仕事にはならない。

仕事をするなら、関係者、皆が、見えるようにする必要がある。
形を持たせるようにする必要がある。
数字は、物事を、単純化し、わかりやすくする。
数字が苦手なのは、数字を難しくしているから。
数字は、余計な事をはぎ取って簡単、単純にすること。
一日、何軒回ったか。そのうち、何軒と商談ができ、何軒、まとまったか。
売上はいくらで、もうけはどれくらいか。

計算と言っても基本は、足し算、引き算。
基本は数を数える事。
自分の肌感覚、経験、直観に訴えるのが数字。
計算の基本は数える事。それに割り振りかな。
今日なん件、訪問した。七軒か。どのうち内訳は、二件、苦情処理で、後三軒は、検査。
それじゃあ、実質二軒じゃないかそれで目標達成できる。
何回くらい行った。それで、その程度の話では無理かなとかね。
数字は、自分の経験に照らし合わせて、実感の持てるものでなければね。
数字をこねくり回して難しくしない事さ。

先輩たちは、先ず、どんな書類を作るかを考えた。
明日までに、調査報告書と計画書、日程書ね。
それと、稟議書の下書き用意しておいてみたいにね。
先ず形を作ってから、仕事にしていった。