黙っていないでほしい。
教えてほしい。
皆は、学校で、黙って、教わることばかりさせられてきたと思う。
でもね。二十歳をすぎ、社会人になったら、自分の考えを持ち。間違っていることに気がついたら、教えることが義務なんだ。
だから、社会へ出て、会社に入って、ここは、おかしいと思うことがあったら、ぜひ、教えてほしい。
会長、ここおかしいですよ。こう変えたほうがいいですよ。
むろん、すぐに変えられるかどうかわからないし。
皆の言い分が正しいかどうか、検証しなければならない。
でも、少なくとも黙っていないでほしい。
教えてほしい。

トップが、皆の言う通りだよね。
皆の言うように変えようと思ってもだよ。

その裏で。

トップが、そんなこと言ったって、何も変わらない。
俺たちは、今のままでいい。
黙って社長が忘れるのをまとう。
聞かないふりして、今まで通りにしていれば、そのうち、諦めるさ。
上の言う通りにしても俺たちは何も得しないし、くたびれ儲け、損するだけ。

冷ややかに、批判して、問題から目を逸らせ先送りしてきた。
自分たちは事なかれ主義、日和見主義。
その上の世代は、反権力、反体制、反権威と何でもかんでも反対し、古いものは何もかもぶち壊せと。
今でも変わらない。
破壊するだけ破壊して、次の世代の為に何も創造的な事はしてこなかった。
だから、この会社も、この国も悪くなったんじゃあないか。

いったて聞いてくれない。
やったて変わらないと黙ったら、皆を押さえつけてきた連中と同じ。
でも、それでは何も良くならない。
今より悪くなるだけだ。

俺たちだって何もしてなかったわけではない。
確かに、成功はしなかったかもしれない。
だからといって、妥協したり、諦める理由、いい訳なんかにならない。
せめて若者たちに、夢や希望を持たせられるようにしなければ、申し訳が立たない。
それだけ大変だというのはわかる。
でも、諦めないでほしい。

世の中だって、会社だって刷新し続けなければ、時代の変化についていけなくなる。
でもね、人は年を取るんだよ。
年をとると世の中の変化についていけなくなる。
そうするともういいよって。

でも、若者は、ここで、妥協する事を覚えたら、、もう悪くなるいい峰。
絶望しか残らない。

だから、決起してほしい。
若者らしく熱くなれ。
若者のくせに燃え滓みたいになるな。

聞かないと言うのなら聞かせろ。
できないと言うのならできる様にしろ。
どうせ、言ったって…。
どうせ、やったって…。
どうせ、俺なんって…。
なんていうな。
決起しろ。
若者らしく挑戦しろ。