何故なんだ。
あれ程、言っただろ。
駄目な事は、駄目なんだ。
ちょっとだけとか。
少しぐらいと言うのが、駄目なんだよ。

心の隙がさ。
これくらいなら、良いだろうとかさ。
気の迷いとか。
軽い気持ちで。
最初はね。
それが、どんどん深みにはまって。

気が付いたら、取り返しがつかない事に…。

やめろ。

止めろ。止めろ。

お前が、間違った道へ進もうとしたら。
俺は、友情をかけて、お前をぶん殴る。
お前をぶん殴った時、お前は、俺の前から立ち去っていくかもしれない。
でも、お前をぶん殴れなければ、最初から友ではない。

昔、朝まで、夢を語りあかしたじゃないか。
あの時のお前は、どこに行ったんだ。
約束したじゃないか。
誓ったじゃないか。
どうしたんだ。
この野郎。