デカルトは、考えるゆえにわれありとした。
つまり、自分というのは、考えるから存在する。
考える事をしなければ、自分は存在しないのも同じだと言って言っているような事。
パスカルは、人間は、考える葦だと言っている。
要するに、考えなければ、葦、植物と変わらないと言う事。

人間、考えなくなったら馬鹿になる。
この事を、頭に置いておいてほしい。

さて、単純作業は、人間から、思考力を奪う。
だから、単純作業ばかりしていたら、人間、馬鹿になる。
単純作業は、マニュアル化された作業も含まれる。
マニュアル化された仕事は、考える必要がないから。
考える必要がなくなれば、人間は、馬鹿になる。

「単純作業」とは、作業の流れや方法などが固定化されている業務のことをいい、決められた通りに行う作業がをいう。他人の指示に従って、いわれ通りにすればいいと言う事からすると奴隷的だと言える。
難しいことを考える必要がなく、複雑な技術などを身に付ける必要がありません。
あまり考えなくてもできる作業。慣れてしまえば、何も考えずにもできるようになる。
一定のスキルさえあれば誰にでも簡単にできる作業であり、新しいことを覚えたり、考える必要はない。
特に学歴や職歴がなくても、誰にでもできる作業であり、短期間に取得できる作業だと言えるでしょう。
しかしその一方で単調に感じてしまい、所得が増えない、面白くない、などと感じる人も少なくないと言われています。

単純作業が奴隷的というから単純作業は奴隷がする事という意味ではない。
ただ、単純作業だけさせられたら、隷属させられると感じてもおかしくない。

マニュアル化された作業は、マニュアル通りの作業、形式的な、方にはまった仕事や作業、つまり手順を覚えてしまえば考える必要のない作業である。
単純な作業、単純労働という意味で使われる。

デスクでおこなう単純作業
 データ入力
 入力したものをルールどおりにまとめるファイリング
 学習塾などの丸付け作業
デスク以外でおこなう単純作業
 品物の仕分け作業や梱包
 組立や加工箱詰め、検品作業
 イベントの設営撤去スタッフ
 警備員
 交通整理員
 清掃員
 軽作業
 ビルの管理人

事務は、単純作業ではない。
しかし、事務を構成する事務作業の多くの部分は、単純作業である。
チームワークは、単純作業ではない。
ただ、チームワークを構成する作業の中には多くの単純作業が含まれる。

学校教育というのは学習をマニュアル化した。
つまり、単純作業化したので。
マニュアルに従えば、誰でも、教師になれる。
テストの〇つけは単純作業の典型である。
その代わり、教育者から、思考力を奪った。

だから、学校で教わった事は身につかない。
かつては、学んだ事は身についた。
自分の役に立った。役に立つから学ぶので、
そこには自分の考えがあった。
学校教育には、最初に、学校教育ありきで自分がないから覚えない。
覚えないから、無理やり記憶する。暗記である。
暗記した事は役に立たないかr、時と伴に忘れる。それが人間である。
三年もしたら、徹夜して暗記した単語も忘れてしまう。

単純作業は、人間から思考力を奪う。
若い人は、この点を覚えていてほしい。
要するに、単純作業ばかりしていると、馬鹿になると言う事。
だから、考える習慣を身につけてほしい。
単純作業ばかり、与えると言う事は、馬鹿にしている。馬鹿にされているのである。
今の学校、先生だって生徒を馬鹿にしている。しかし、自覚がない。
だから、始末が悪い。
先生自体が思考力を失っているのである。
それでは、生徒は先生を馬鹿にする。
馬鹿にするけど、自分達も馬鹿になる。
馬鹿になると、自分で考える事が出来なくなる。
自分で考えないから、自分の考えが持てなくなる。
当たり前と言えば、あたり前。
歳をとって自分の考えがなければ馬鹿にされる。
でも年をとってから思考力を取り戻すのは、至難な業。

それで、若い連中を馬鹿にする。
若者は、気を付けなければいけない。
馬鹿な人間は、思考力のある人を恐れる。
頭から押さえつけて考えられないようにする。
そして、若い連中を馬鹿にする。
馬鹿にされたからと言ってめげづに、自分で、考える習慣を身につける。
そうしないと、自分も馬鹿になる。

だから、馬鹿な人は、他の人を考えさせないようにする。
この様にして馬鹿は伝染する。
馬鹿はうつるからね。
注意する。

学ぶ事を馬鹿にして、考えなしに仕事をしてきた者は、歳をとってから、馬鹿にしてきてただけ馬鹿にされるようになる。しかし、失った時は、取り返しようがない。
若い頃にしか、学べない事がある。
若い時は、二度とないのである。
待っていては時を失う。
待つ事を教える者は、罪深い。

自分の意志で何かをしようと思ったら。当たり前に、考えるよな。どうしようって。
でも、単純作業ばかりやっていると何も考えなくなる。
それを十年もやっていると馬鹿になる。
単純作業は、何も考えなくてもできるから。
単純作業の部分が機械化されてきた。だから、単純作業しかできない者は、用済みになる。
そして、AI化が進むと考える力がない者は、AIに負けて取って代わられる。
だから、若いうちから考える力をつけておく。

指示されたら、どうしようって考えるさ。
どうやって伝えようとか。
どこで伝えよう。
いつ伝えよう。
誰から伝えよう。
誰に伝えようか。

さあ、どうしようかって考える。
考える癖をつける。
考えなければ、何もできない。
自分で考えるから、自分の考えが持てるようになる。
考えなければ、自分の考えなんて持ちようがない。
自分お考えがなければ以後の仕事を自分の考えで運ぶ事はできない。
どこまでいっても自分の仕事にしようがない。

だから、待っては駄目。待っていては何もできない。

どうしようって考える癖をつける。

自分の考えをもてと指導された。
今は、何でもかんでもマニュアル化して馬鹿にする。
自分の考えが持てなければ、他の人が指示しなければ仕事が出来ない。
自分の考えが持てないのだから。
それは、他人に隷属しなければ仕事が出来ない事を意味する。

どうすると考えれば、そこから、いつ(日時)、どこで(場所)、誰に(人)、何を(手段)と言った具体的な要件が飛び出してくる。
話が転がり出すのである。

仕事は、一般に、聞き取りから始まる。
聞き取りは、意見簡単そうに見えるが、簡単ではない。人間の記憶力には限界があるからである。
相手が言っている事を正しく聞き取るのはかなり難しいと思っていれば間違いない。
それでも、単純作業は、聞き取るのは、要領を覚えればかなりできるようにはなる。
問題は、単純作業以外の指示である。

なるべくなら、一人だけでは聞かない。
一人で聞いても報告をして、二人以上で、聞き。
着た内容を紙に書いて検証する癖をつける。
紙に書くと言うのと、二人以上で聞くと言うのが、間違わないための基本だからね。
それから、見て考えるようにする。

今の、政治を見ていると、与党も、野党も、内容のない、意味のない、空疎な、キャッチフレーズ、スローガンばかり。
哀しくなります。
骨太とか、美しい日本とか、✕✕の百貨店店とか。阿保かって。
どうしたいのとか、どんな国にしたいのとか。
どうやって国民を守るのとか。
何かというと人道、人度と。
じゃあ、何をもって人道とするのか。
キリスト教の人道主義と、共産主義の人道と、ユダヤの人道と、イスラムの人道、仏教的人道主義、各々その意味するところは違うし。
それこそ、科学的人道なんてありはしないし。
人道こそ、宗教的、哲学的、思想的概念だから。
自分が、何を信じているのか、何を守ろうとしているのか、その根拠もわからずに、人道人道と言ったところで、国際社会では相手にされない。
常に、日本の政治家は、根本的な事を明らかにしないで。
中身のないキャッチフレーズだけ。
国民を馬鹿にしているのか。
本当に馬鹿にしていますよ。
でも、若者は馬鹿ではないんですよ。