深刻な事は、何事もないように軽く捌け。
なぜなら、深刻にしてしまうから。
そう諭されたもの。
人の一生には、山もあれば、谷もある。
穏やかに時が流れる事もあれば、嵐のような時もある。
人の心は時々刻々移り変わる。
気紛れなものさ。
目先の移ろいに目を奪われたら、物事の背後に隠されている本質を見失う。
誰だって絶望的にもなるさ。
何もかも、厭になる事も。
辞めたくなることも。
ただ、風に舞う木の葉のように。
翻弄され。吹き飛ばされいく。
透徹した目で遠くを見ればいいさ。
誰だって行きつく先は決まっているんだから。
時の流れに身をゆだね。
刮目して、先を読む。
何をなすべきか。
為さざるべきか。