わからないことをわからない。
しらないことを知らないとする。
それが哲学だと大概の哲学者は言うのね。

それから、汝、己を知れとも。
わからないことわからない。
知らない事を知らない。
そこがすべての学問の原点だから。
じゃあ今自分が確実にわかるのは何。
わかってるつもりなっていない。
そこを極めるのが哲学であり、科学。

本から哲学は学べないよ。
人生から学べ。
それを万巻の書物を読んで悟るのも哲学。

学生時代ね。
僕に、仲間が相談にきた時。
俺は、口が裂けてもわっかたとはいわない。
でも、お前が悩んでいる事、辛い事は抱かる。
だから、話を聞き、一緒に考えてやることはできるという事にしている。
そうするとなぜか、話にきる奴が増える。

おかしいと思って聞くと。
だって、他の奴は、わかったと言いながら、俺の話を聞いてくれない。
俺は、唯話を聞いてほしいだけで、わかってほしいなんていてないのに。

哲学とはそういうものさ。
わかってくれとは言わないが、話だけは聞いてくれってね。

はじめから、わかりあうというのは無理なんだよ。
最初はわからない、知らないのが大前提。

だから自己紹介から始めたものさ。

例え、わかったとしても、それぞれ、わかっているところ、度合いが違う。

一度聞いたくらいではわからない。
やってみなければわからない。
調べてみなければわからない。
行ってみなければわからない。
聞かなければわからない。
見なければわからない。
起きないとわからない。
気が付かなければわからない。
知識がなければわからない。
技術がなければわからない。
教わらないとわからない。

言っていることはわかるけど、どうしたらいいかわからない。
検査しなければわからない。
試してみなければわからない。
知らないから、分からないから学ぶので。
知ったかぶり、わかったつもりになっている人は、学ばない。

事情が分からなければ、何をしたらいいか、わからないでしょ。
言わなけてもわかるだろと言われても、言ってくれなければわからないの。
話をしようよ。話を聞かせてよ。

言わなくてもわかるだろと言いて口に出さなければわからないの。
好きと言ってよ。
言ってくれなければわからない。

気持ちがわからない。
目的がわからない。
原因がわからない。

何がわからないかわからない。
なぜ、やらないのかわからない。
わからないのがわかっていない。
なぜ、決められないかわからない。
なぜできないのかがわからない。
わからないなら、わからないといえ。
聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。

最初に、方向性ぐらい示しとかないで、みんなの意見を聞いて始めたら、後でまとめ様がなくなるよ。
最初が肝心というだろ。
特に、何らかの結果出てしまうとまとめ様がない。
疲れるだけだよ。

誰も言う事きかないけど、それでうまくいけばいいよ。
上手くいっていないだろ。
最初にきちんと意思統一測らないと。

何故、期首に方針確認会議を開くのか。
それは、誰も最初は、わかっていないからさ。
何故、皆、わかっている事を前提にして仕事を始めようとするの。
僕にはわからない。
面倒くさいから。
言ってくれなければわからないの。

注文をいい加減に聞いて、確認もせず。記録もつけない。
話に気をとられて、なかなか、注文を取ろうとしない。
挙げ句、厨房に正しく伝えない。
クレームが来たら、客の注文のした方が悪い。伝票を客に書かせるべきだといいわけばかりする。口答えする。
注意をすると笑って誤魔化そうとする。
再度、注意すると、プイと怒って辞めていく。
我々は、客商売は、オーダーミスは致命的になる。
オーダーの確認は、原則、オーダーをとった直後にしかできない。
客を極力待たせないと言われたけどね。
最近、セルフサービスの店が増えたけど基本は変わらないと思うよ。
皆の客は上司だし、社長。

社長から呼ばれた時に、筆記道具もメモ帳も持ってこない。
指示されたことを確認もしないし、関係先に伝達もしない。

普通、社長の注文は、飲食店より複雑多岐にわたるのにだよ。
笑ってごまかせると思う。
いつまでも注文したものが来ないと怒るの当たり前だよね。
甘い仕事は覚えるな。
仕事をしろと言いたくなるよ。

そりゃあ、いろいろな客はいるよ。
でも、客のせいにばかりしていたら、店は成り立たなくなる。

甘い仕事、雑な仕事を覚えると歳をとってから苦労するよと鍛えられた。
例えば、後で打ち合わせておきますなんて言おうものなら、そんな、いい加減な仕事はするなと。

このあと、〇〇に電話して、今日都合がつくかどうか聞きます。
今日都合がつかなかったら、遅くとも明日の3時までには打ち合わせてご報告します。
その上で次回の打ち合わせまでに日程も含め、計画書の素案を作ってきたいと思いますが、それでよろしいですか。
みたいに。

指示を読み取り、真意を理解するというのはベテランでも至難な技。
しかも、チームワークだから。
チームの息を合わせなければならない。
指示や命令の理解は、個人差があるのが当たり前、理解しているところ、度合い、皆違う。
理解にバラツキがあると仕事に支障が出るので。
聞き取ったことを読み合わせ、照合することでレベル合わせその後、分担を決める。
指示者の真意を正しく理解し、指示を正確に再現するというのは、最も、難しいことの一つというのは、システム開発、実務家の鉄則。
だから、企画書を作り、要件定義をし、設計図を書く。
理解し合う必要がない、知り合うことは時間の無駄という考え方どうしても、私には、分からない。
それは、信じ合うために不可欠だし、信頼関係を築く最短距離だと思うから。
それで、自分のことわかってくれない。認めてくれないと憤っても。
必要ないとしたのだからしょうがないじゃあない。
何が言いたいの。
何を恐れているの。
そんなに鬱陶しいの。

我々の仕事は、メニューがあって客に、メニューの中から選んで注文すると言った単純な仕事ではない。
「調子が悪いんだ。」
「これやっておいて。」
「教育を頼みたいんだよ。」
大体、最初の指示なんてこんなもの。
正直言って、これでは、仕事にならない。
ここから、必要に要件を引き出して仕事にならない。
客に食ってかかったり、問い質しても始まらない。
「調子が悪いって何がでか。」
「そこのパソコンだよ」
「ちょっと見せてもらっていいですか」
「ああいいよ」
「どこが悪いんですか」
「アプリが起動しないんだよ」「わかりました。ちょっと持っていっていいですか」
「いいよ。でも、明日使いたいんだけど」
「わかりました、今日の一時までに原因を調べてご報告します。その上で相談させてください」「わかった。今日の午後一時ね」
こうやって自分の仕事にしていく。
「家を建て替えたいんだけど」
「家を建て替えたいって、リフォームですか。」
「いや、息子が結婚するんでこの際、新築に建て替えようかと」
「わかりました。それで私はどうしたら良いんですか」
「どうしたらいいかわからないから、わかる人を誰か紹介してもらおうかと」
「わかりました。電話ではなんですので、一度、話を聞かせてほしいんですけど」
「そうだね。それでいつがいい。」
「私は、明日なら時間がとれるんですけど」
「じゃあ、明日にしようか。明日の三時でどう。」
「いいですよ。ただ五時から来客があるので一時間程度になりますけどよろしいですか」
「ああいいよ。明日の三時ね。で場所はどうする。」
「こちらからお伺いしますよ。それでは明日三時、〇〇様のご自宅で。それまでに、二、三心当たりに当たっておきまし。」
相手と対話しながら、自分の仕事にしていく。

相手がいるんだからな。
自分勝手な仕事をするなと。

やればわかる。やらなければわからない。
実務とはそういうもの。

ところで、私は、次回までに何をやってきたらいいですか。
とどのつまり、それが、結論なんだよ。

出席者全員、一人ひとりやる事がある。
何もないということは基本的にない。仕事だから。
何もない場合でも、とりあえず、話を聞いておけということで、あとで聞かれても困らないようメモだけは欠かさない。

会議に出た者は、自分は何をしたらいいのか。
会議を、一歩外に出たら、何をしたらいいのか常に考えろ躾けられた。
会議が終れは、上司の必ず、どうだったか、それでお前は何する事になったと聞かれた。
それにこたえられなければ、何しに行った、お遊びではないんだよと叱られら。
また、会議が終ったら速やかに上司の報告をした。
そうしないと、他の部門の人から、上司が質問を受け恥をかかせる危険性があるから。
聞いてないとは言えない。
それで、雪印は社長が恥をかいた。

束ねは速やかに指示できるように。
束ねというのは、トップでも、議長でもないからね。
個々の仕事のまとめ役・
束ねは、常に自分の役割を理解しておく事。

基本的に、会議をするために必要なのは、資料だから。
どんな資料が必要か、それは、各担当が考え、トップに申告する。

例えば、次回の打ち合せに、売上が知りたいと指示を受けたら。
わかりました。売上というのは先月の売り上げでいいですか。
先月までの累積実績ですか。
先月だけでいいですか。
予算と対比できるようにした方がいいですか。
売上というのは、ガス売上ですか。器具売上なのですか。
総額ですか。
支店別ですか。
部門別ですか。
営業員別ですか。
表でいいですか。どのような表にしますか。
グラフにしますか。どのようなグラフにしますか。
ざっとあげてもこれくらいの事を詰めないと、相手が欲する資料はできない。
その前に、相手はどん資料を欲しているのかを読み取ろ必要がある。
これから逃げていたらいつまでたっても仕事にならない。

一覧表か、リストがなければ、一覧表やリストを作るのが先。
調べなければ、確認しなければ結論が出せないなら。調べるのが、確認するのが先。

いつまでに、何を決めなければ(結論)ならないのだろうか。

何を決めようとしているのか。何を決めたいのかがわからないと資料は作れない。
場所を決めたいのにいくら人を調べても意味ない。
方針を決めたいのに、結論を言っても意味ない。
何が必要な情報かが特定できなければ資料はできない。

形をね。形を考えるさ。
まず、どのような経緯、目的で作られた資料か。
それが分かれば、資料の項目の意味と妥当性が検証できる。
それを、資料を作成する前に確認する。

資料は、相手が。チームなら、チーム全員が理解できるようなものに売る。
専門家や、特定の人間しか理解できないような資料は最低である。
何もわからない、素人でも、子供でも理解できる資料がいい資料である。
なぜなら、情報をチーム全体で共有する必要があるからである。

会議では、
「その場で決められますか。」
「答えられますか、を考える。」を確認する。
決められないのなら、無理して結論を出さず。
結論が出ない原因、どのような要件、資料、情報がないのかの話に切り替える。

応えられなければ、次回までに確認する、調べてくる。
憶測、推測に基づかず応えてはいけない。
わからない事、決められない事をいつまで話しても意味ない。
速やかに散会して、確認し、調べて報告する。
一番困るのは、わからない事を憶測推測で応えたり、言い訳をする事。
たってない事は、やってない。
わからない事はわからにとハッキリ言う。
曖昧な答えはしない。
速やかに確認し、調べて報告する。

間違った決断をされるのが一番困る。
正しい決定が下せるように準備するのが事務方、スタッフの仕事だ。

次の打ち合わせまでに何をするかを打ち合わせるんだろ。

そうしないと仕事のつながりがなくなるだろ。
チームメートが何をしているか分からなかったら一緒に仕事ができないだろ。
仕事の出だしを一致させなかったら、出だしからバラバラになるだろ。
仕事の内容を皆で確認しなければ、分担なんかできない。

指示をテンデンバラバラに勝手に解釈をし、お互いに確認をしないで仕事を始めたら、収拾がつかなくなるだろ。
私は、このように聞きましたとか後で言いても。
しかも、他のメンバーが何をしていて、仕事の進捗状況を聞かなかったら、自分の仕事を他の人間に合わせる事が出来ない。

指示に従ってチームで仕事をしようとした時、最初に、集まって、指示を互いに照合確認せず。
勝手に仕事に着手したら結果は見えてるよ。
役割分担もできない。
指示に対する解釈の仕方、理解度、注目点は、各々違う。
それを、打ち合わせ、確認もせずに一致できると思う。
しかも暗黙に分担できると。

刑事ドラマ診ても、捜査チームが組まれたら、先ず、捜査会議が開かれ、担当者から事件の概要が説明され、総括から捜査方針が示され、トップが最後しめて、

WBCだって、一人として円陣に加わらない者はいないんだよ。
自分の役割、守備位置を勝手に決めてる人間もね。
それでは、チームワークは保てない。チームワークの意味は、チームワークをする事でしか学べない。

チームワークの意味は、チームワークをする事でしか学べない。

指示された事を確認し、仕事にすると言うのは、本当に神経がいる。
指示した側、指示された側も、根気がいる。
もういい加減いして、適当にしてと言いたくなるが、後で修正する方が問題で、基本的にどこかで妥協する事になる。
自分が要求したものと違う資料や結果が出てももういいわとなるガチ。
我々は、すべてやり直された。
そうでないと仕事が総て妥協の産物になるから。
成功者、ビルゲイツも、ジェフベゾフも、スティーブジョブズも、イーロンマスクも一切妥協しない事で有名。最初から妥協したら成功はできない。詰めは厳しく。

会議は、単体では成り立たない。
何故なら、会議は、組織を動かす仕組みであり、始点であり、中継点、連結点であり、終点だからである。
何を始め、何と何を中継し、何と何を連結し、何を終わらせるか。それを明確にしないてと会議は設計できない。