大丈夫か。無理すんなよ。

大切なのは、自分が何をしたいかさ。焦らないでそれ見つける事だな。

ガロアは、大学試験を二度落第し、挙句、志望校に入れなかったし。
アーベルは、不遇のうちに死んでいったし。
ファラディは、大学にもいかなかった。
アインシュタインは、自分の関心のない授業では、寝ていたというし。
ガリレオは、宗教裁判にかけられ。
ガウスは、精神病院に入れられた。
それでも、研究を諦めなかった。

彼らは、研究をしたかったので、いい成績をとりたかったわけでないさ。
自分が何をしたかが明確だったからね。

最近でも、大学を中退して成功した人は、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツ、マイケル・デル、ラリーエリソン(オラクル創業者)、マット・マレンウェッグ(ワードプレス開発者)等がいるし。

スティーブ・ジョブズは、リード大学を「興味のないものに学費を費やすのは無駄だ」と一学期のみで中退。

有名な言葉に、「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしている事は、本当に、自分のやりたいことだろうか。」

ビルゲイツは、「自分の事を、この世の誰とも比較してはいけない。それは、自分自身を侮辱する事だ」と言っている。

「大学側は僕が中退したって知っているでしょう?」と悩むザッカーバーグに、ゲイツは次のように答えている。
「だから素晴らしいことなんだよ!名誉学位をもらえるんだから!」

ザッカーバーグは、「完璧である事より、まず、終わらせることが重要だ。」

ラリーエリソンは、「突き進むべきは、人と違った道だ」と。

大学だって、金儲けだって、夢を実現するための手段さ。
目的ではない。
目的は、夢さ。
その夢がおいそれと見つからない。
だからつらい。
でもね、一生懸命生きていれば、必ず見つかるさ。

パパだってね。無我夢中で生きてきて。
気が付いたら、自分なりの夢を追っていたさ。
ただしっかりね。
自分を見失わない事さ。
親父だって、一生懸命仕事していたら、それがいつの間にか生きがいになたっていてたと言ってたな。
今の仕事をするなんて、夢にも思わなかったてさ
ママだってお前を一生懸命育てたから、お前が生き甲斐になったんだからさ。

でも不思議だよね。三十年前は、お前は、この世界にいなかったんだから。
でも今は、掛け替えのない存在になっている。

人は、パンの為に生きているのではないよ。
生きるためにパンが必要なんだ。
パンの替えはあるけど、自分は代えられないからね。
自分を大切にすることさ。