組織の作りか、組み立て方を覚える。
組織を作ったり、組み立て方がわかれば、組織の仕組みが見えてくる。
組織の仕組みを理解できれば組織の制御、操縦の仕方がわかる。

組織を実際に作ってみないとこの辺のノウハウは身に着けられない。

ではどのように経験するか。
それは歓送迎会、春は花見、暮れに忘年会。
社員旅行に、社員教育、このようなコンパクトなイベント通じて通しで覚えさせた。
コンパクトでも組織作りのノウハウは総て凝縮されている。

担当は決めても仕事は全員でやる。
やることは全員にある。
全員でやるから担当を置くので、核を作るため。

その上で、横つなぎをするために、会議や儀式、イベントを活用する。
故に、目的に応じて、会議、儀式、イベントを設計する。

イベントを計画し、実施する事を通じて組織の下地、基盤を作り。
また、学習をさせる。

そうやって、組織の下地、ベースができたらそれを土台にして、足並みを、揃えて一斉にスタートをする。

計画の時系列的枠組みを作る。
先ず、時系列的大枠、組織的大枠を定める。
それから、要所ようしょの形を作る。
開始の段取り、中継の枠組み、終了の枠組み。

例えばキックオフを例にとると、センターの役割と現場の役割がある。
基本的にセンターはスタッフ業務で現場はライン業務で。
スタッフ業務も、企画、準備、実施がある。

これらの作業が並行的に進行していく。
つまり、組織的には現場とセンター、そして、統轄的な役割(部門)を設定しなければならない。
センターは役割の数だけ。現場は支店と現業、センタのライン。
それを、指揮統制、管理を下地にして組み立てなければならない。

例えば、キックオフ全体を誰が統括し、基本的計画を立て、誰が現場に指示し、誰が、当日の指揮を執り。
最終的に後始末をするのか。

同時に、期限はいつまでで。
どれくらいの期間があるのか。
計画にどれくらい時間かかり、準備にかかり、実施にどれくらいの期間がかかるか。そして後始末にどれくらいっかるか。
その間並行作業が生じるか。並行作業を設定させるか。
このような構想をもって全体像を作り上げていく。

詰め形としては基本時系列には三回実施前一週間以内、前日、当日。
一週間前は、個々の進捗の最終確認と方針確認、前日は最終確認、当日は最終決定。
開始は、関係者の確認と担当者の指名、第二回目は担当者の顔合わせと連絡をどうするか、それぞれ自分の部門に帰って体制をる作り、第三回で、正式にスタートきる。