話した内容を紙に書き出すのは、五分もあればできる。それに一ヶ月もかけていたら、期限なんて意味なくなる。それで、時間がなくなるのは必然。
相談して自分たちで決めた事を、紙に書くというのは、そんなに、嫌なの、苦痛なの、大変なの、難しいの、ストレスになるの、メンツが悪いの、悔しいの。
決めたこと、言われた事を記録にとって確認する。
たったそれだけのことができないから、あとの仕事に支障が出ていると言うことがわからないの。

難し事でなく、言われた事をその場で紙に書いて確認をする。
その簡単な事を怠り、後で確認が取れなくなるのが深刻な問題を引きおしている。
誰でも、わかって、できる事を怠る事が、ケアレスミスの原因だという事は、身にしみてわかっている。
危険物を扱っている我々がやってはいけない、いい訳のできない事と言うのは。
だから始業点検を忘れるなと。

打ち合わせする日が決まったら、その日までにやってくることを決めておく。
そうしないと、打ち合わせする日の集まっても、何も決められない。
ただ、話の話。話をしただけに終わり、その結果、何もしないで時間ばかりが立つか、後手後手の仕事になる。追っかけ仕事になる。

書き出すのは、その日に決めたことで、打ち合わせの時の結果ではない。
1週間後に打ち合わせようと決めたら。1週間後の日と時間、それからその日までにやってくることをメモするので。
1週間後に打ち合わせた結果を書くわけではない。

わかっているのは、今日打ち合わせて決めたことで、1週間後に打ち合わせて決めることは、1週間後、打ち合わせた後でないと分からない。

展示会を三ヶ月後にやることになったから、第一回目の打ち合わせを明日三時からするから、〇〇さんは、営業課の☓☓とエアサポートの△△に伝えておいて。それまでに、〇〇さんは、☓☓と相談して考えをまとめて説明できるようにしておいて、△△には、前回の展示会の資料集めておいて、☓☓は、サポートセンターから、サポートセンターの考えを聞いておいて。
明日の打ち合わせでは方針を決めるから。
という具合で。
書くのは、3ヶ月後の展示会の結果ではなく。今、言われた事。

だいたい三ヶ月かけて答えをチームで出す。それが仕事。

どうしたらいいのかわからないから、皆と相談して決めるのだ。

実務なんて、単純明快、誰でもわかる事のする。
自分が何をしていいかわかれば自分尾目的は達成した事になる。
いつまでに、何をどうして、誰に報告すればいいのか。
それがわかればいい。
項目を挙げて、わかっている事から埋めていく。
わかっていない事があたら、そのまま空欄にする。
空欄なところがこれから決める箇所。
わっかっていない、わっているようで分かっていない。
曖昧なことは、とりあえずわっかっていない事に分類する。
試験ではないのだから、わかっていない事が悪いわけではない。
むしろ、わかっていない事を、わかっている事にする方が拙い。
それから決めつけない。これは、あなたが決めるのでしょとか。
あなたがやればいいじゃないか。あなたがやる事に決まっているというように決めつけない。
誰が決めるのか、誰がやるのかは事情によって違う。

方針を決めてから、方針を決める為の作業を決めるのではないの。
方針どうやって決めるかを決めてから方針を決める。

試合が終わってから練習するのではなく
練習をしてから試合をするの。
試験が終わってから勉強をするのではなく。
勉強をして試験を受ける。

だから最初に打ち合わせるのは、練習の事だし。
勉強の事。試合結果でもなく試験の結果でもない。
練習の打ち合わせが終わらずに試合の日を迎えたら、何も練習せずに試合をする事になる。

方針を決めて、それから、大枠概要を決め。
やる事を決めて、それから、作業を洗い出し、役割分担を決めてと言った手順で段取りをする。
その都度その都度の打ち合わせをする。
作業には期間があるから、その作業を手順に並べて組み立てていくのがマネージメント。

今日、決めた事を書けといっているので、明日、決めた事を書けと言っているのではないの。
今日、決めた事を書けなければ認知症だし。
明日、決めた事を書けたら、超能力者。
なぜ、今日決めたことを書くのかというと、決めた事を実施するための要件に詰めないといけないし、準備する事があるから。

今、ハッキリしている事は、今決めたことで。よく明後日の話をするな。今やる事を確認しろ。

打ち合わせする日が決まったら、その日までにやってくることを決めておく。
そうしないと、打ち合わせする日の集まっても、何も決められない。
ただ、話の話。話をしただけに終わり、その結果、何もしないで時間ばかりが立つか、後手後手の仕事になる。追っかけ仕事になる。

伊藤先生に電話してから、伊藤先生に何を伝えるのかを考えたら、手遅れになる。
打ち合わせが始まってから、打つ合わせまでにやってくることを考えても遅い。
なぜ打ち合わせに呼ばれたかを、打ち合わせが始まってから教わるようでは。
弾みがつかない。

練習をする時は練習ができる格好で集まる。

紙に書かなければ、何をしたらいいか確認できないだろ。
抜け漏れがないか、確認できないだろ。

練習に対する説明が目的なのか。
練習が目的なのか。
試合が目的なのか。

練習の説明会に、練習する時の準備をしていっても怒らえるし。
練習に紙と鉛筆だけ持っていったら常識が疑われる。

何が目的なのか、紙に書いて、一旦、確認しないと準備できないだろ。

次の打合せが、練習の説明なら、次の打ち合わせまでに練習の説明ができるようにせよだし。
方針を決めるのなら、方針を決められるようにせよだし。
練習なら、練習ができるようにせよだし。
だから、目的を確認しろだし。
打合せの日と場所を決めたらおしまいじゃないからな。
日と場所が決まってから仕事が始まるのだから。
打ち合わせまでに、何をやっておくのか、何を準備するのか、誰に何をさせるのか。
出席者は、自分は何をしてきたらいいのか。
それが確認いないと打ち合わせの目的は達成されない。
そう口やかましくたたき込まれた。

トップに説明に行って、「何の目的で何を説明しに来たの」と質問されて。
「何だったでしょう。聞いてません」と答えたら、
「紙に書いて整理してから来い」とつっかえさせられた。

だから、紙に書かないと、目的を確認できないし、自分がやる事も、確認できない。
そんな状態で打ち合わせにでたら、何も、わからなし、自分の意見も言えない。
参加もできない。言われた事、指示された事も理解できない。

フジテレビも、どうしようどうしよう、うろたえている間に、時間が経ってしまただけ。
殿様が、家老に火の用心と言ったら、家老は、奉行に用心、奉行は、宿直に火の用心と伝えたという笑い話があるが、同じ事。
話を聞いて、重い事だと思って社長に伝えて、自分の責任は果たせるか。

「二回目の会見を、出席者は限定しないで、カメラを入れて、記者の質問にはちゃんと答えるように」なんて、外国のファンドから、言われるなんて。
小学生以下の扱いなんだよ。
それも、社長だけではなく。組織全体が機能していないと。
この国を代表するテレビ局のトップが指摘された国の恥。
国を護れない。現にフジテレビ存亡の危機にある。
それがわからないのか。
他人事ではない。
紙に書いて自分のやる事を確認し整理する。
ただそれだけの事を駄々をこねてなぜやらないのか。
ウェートレスが、記憶しているから大丈夫ですと、何度注意しても伝票をつけないような事。

例えば。
「自分が、打合せで、私が企画の担当に決まりました」と言っても。即、企画が立てられるわけではない。

「じゃあどうしようか。」
「どこから着手する」と実際に何をするかの話になって、その上で詳細、明細を詰めていく。
詳細、明細が詰められる。

何月何日の打合せ(出席者は誰か)その日の打合せで決まった事を書いて。
そこから。
「次の打合せませまでに、関係部署の話を聞いて、方針緒たたき台を作ってきます」とか、目星をつけて。さらに、「関係部署のリストはどうする。」「関係部署のリストができたら、責任者といつ打ち合わせる。」「打合せは集めてやる、それとも個別にやる。」「担当はどうする。」「関係部門の部門長に指示を出しておこうか」と。
詳細を詰めていくので。
そうしないと、実際の仕事に着手できない。
その為には、とりあえず、打合せで決まった事を書き、書いたもの見て詳細を詰めていく。
なにも見ずにはできないの。
また、他の人に見せられない。

細部まで詰めるのは、直後にやること
次の打ち合わせまでにやっておくこと。

確定で来るのは、一両日にやる事。
天気とか、急な病人とか、その日、その時にならないとわからない事がある。

大体短くても三か月、長いものだと一年、二年、三年かけて結論を出す。
だから、慌てて結論を出すことはないけど。
確実に、仕事して一歩ずつ前進しないと、いつまででたっても空回りをする。
挙句に期日直前になってから強引に結論を出そうとするから乱暴な話になる。

直前に「明日、スピーチしてください」とか。
「明日、発表するので会長になってくれないと困る」みたいな。

仮に五人で仕事をするにしても。いつ誰に、どんな指示を出して、また、誰がどこまで仕事をしているなんて覚えきれないの。
だから、紙に書けと。
記憶なんてあてにしていたら、間違いがあった時に、どこで何があったか検証できない。
フジテレビ状態になる。
外資から、子供を諭すような指導を受けて、それでも、どうしていいか自分ではわからない。
もう奴隷、植民地状態。
主権国家として認められなくなる。

そのつまずきが紙に書かないなんてことにあったら。

今確実なのは、今決めた事。
だから、確実なうちに記録して確認をしておく。

ウェートレスが、注文を取った、その場で注文票に記入する。
記録がなければ、客も、ウェートレスも確証がなくなる。

十分たったら忘れる。
その場を離れた瞬間、確証が得られなくなる。
言った言わないのの議論が始まり。
収拾がつかなくなる。
その時、責任を負わされるのは弱い立場の人間。

重大事故の原因が、紙に書かないことにあった、なんて言われたら、目も当てられない。
紙に書いても忘れのに、「紙に書かないでも忘れません」なんて言うのは、馬鹿にした話。
わかりましたと言って違う事をするのは一番悪い。
意見が違うのなら、相手に言って、相手を納得させてからする。
黙って違う事をするのは背信行為なんだ。
その時も、最初の決めたことが確認できなければ、検証できない。
だから、直後に記録をとらないのは、卑怯、卑劣。

いくら考えても、口に出さなければ伝わらない。
記録を取らないと残らない。 
作業というのは、目に見える行動、文書にする事。
それが見える化。

仕事は一人でやる事ではないから、一緒にやる人、全員が、目的や方針、やろうとしていることを正しく理解していないと、同じ仕事を一緒にはできない。
東京に行こうとしているのに、一人でも大阪に向かったら、目的は達成できないし。
皆で、野球をしようとしても、何人かがサッカーの練習を始めたらチームワークはできない。
だから、皆がわかることを方針とし、皆に伝える。
例えば、「東京に行く事になった」とか。「野球をすることになった」とか。
それを方針という。
だから、方針を決めないと誰も何をしていいのかわからない。
野球をすると決めるから、そして、チーム全員に伝わっているから、野球の練習ができる。

誰にも、すぐできることを、いつまで経ってもやらないことを逆らうというので。
当人は逆らったつもりも、逆らっている自覚もないから始末が悪い。
注文を聞いたら、どのレストランでも伝票はその場でつける。
作業とはそう言う事。

紙に書くのは、ただ、記録を残す事だけに目的があるのではなく。
紙に書く事で、自分の考えを整理し、次に自分が何をしたらいいのかを考える為。

何故、紙に書くことが重要なのか。

今回のフジテレビの騒動で、正式な文章を出しているのは、唯一外資のファンドだけなのである。
だから、フジは、外資の言いなりになるのかというけれど。
紙に書いて出したのは唯一ファンドだけ。
文春といても、正式の要望書ではない。

正式の要望を紙に書いて出したのは、外資だけ。
この事の意味が分かっていない。

フジテレビホールディングスの社長でも、事件の第一報は、十二月の中旬で、それも、文春の取材を受けた時だという。
この事の重大性がわかっていない。
内輪で、丸く収めようとするから、収まらなくなるんだ。
たかが紙に書くなんて、面倒だ、何の意味があるの。
そういう軽いノリがいかに重大で深刻な事態を引き起こしている。
それは、事件が表建てになった時の中居の軽さにもつながる。

どうせ示談がついているし。相手のプライバシーもあるから、フジも表だてにしないさ。
いざとなったら開き直り、時間が経てばみんな忘れるさ。

黙っていれば時間が解決すると言い続けた人間がいるが、それがどんどん事態を深刻にしていることに早く気がつかないと。

正式に文章で要求するから、公にもできるし、行動も起こせる。詳細も詰められる。

ただ、話の話、聞いただけに留めていからこんな事態になった。

社長の指示命令は、必ず、実行されなければならない事で、できればという事ではない。
だから、社長に指示されたら、指示された事をいったん紙に書き、内容を確認し、それから具体的に、誰にどのような指示を出すかを明らかにする。

紙になんて書かないでも、適当にやっておけば、何とかなるさ。

仕事は、何とかなるさではいつか破綻する。
破綻したら取り返しがつかないから、紙に書くんだ。
破綻したら取り返しがつかない。

今の中居やフジテレビのように。

親父がよく言ってたさ。
八方美人は味方をも敵に回すと。
下手に、まとめようとするからまとまらないんだ。
ぶっ壊すくらいの覚悟で臨めば収まるところに収まる。
ええから、ええから、
ええわ、ええわ。
なあなあになるな、するなと。
なんでも腹を据えてかかれば、道は開けるさと。