何を今、誰が、決めなければならないのか。
その事に、頭を集中させろ。
そして、決めなければならない人が、決めるべき時に、決められるよう全員が援助、協力する。
間違った決定をしたり、迷って決められなくなるような言動は厳に戒める。
だから、意味のない批判、評論はいらない。
また、根拠のない風説や噂は言わない。
覚悟もなく、無責任な私見は言わない。
捨て台詞は言わない。
曖昧で、どっちでもいいような事は言わない。
言い訳はしない。無駄。余計な時間がかかる。
聞かれた事だけ意見を言う。私見を慎む。
失敗した時を想定して布石をしない。(だから、あの時言ったでしょと言うための発言。自己弁護)
根拠なく憶測、推測は言わない。発言する場合は、根拠を明確にする。
決定には従う。
全員が結果を共有する覚悟で、客観的事実だけを述べるようにする。
自分だけ逃げださない。敵前逃亡しない。
仕事は観念ではない。現実である。いかに行動に移すかが問題なのである。
例えば、プロパンとは何かと問われたら。
仕事のできない奴は、わかってますよ、馬鹿にしないでくださいとやらかす。
わかってますとした瞬間、何もやりようもなくなり。わからなくなる。
仕事のできる人は、とりあえず紙や白板に書き出す。つまり、行動に移す。
そこで、自分たちがプロパンのこと大してわかっていないことが気がつけば、いくらでもやりようがある。
とりあえず、原点に帰って勉強しようとなる。
投手は誰にするのという質問に、ボールは皆で投げますと答え。
投手は、一人だろうと言われて。
そんな事、頭ごなしに言われたら、何も言えなくなりますと言うのは、あからさまな言い訳、
逆らっているのに過ぎない。
試合が始まってから決めますと言うのもいい訳。
こういう子供騙しの言い訳を教えるな。
そいつの一生を駄目にするぞ。
要するに投手を決められない。
やる気がないと言ってるようなもの。
指名できなければ、どうやったら、投手を選べるか、どうやって投手を決めるかを考えろ。
今わかっている、できる事から始める。
速やかに行動に移す事、行動に移せることを考えろ。
できる事というのは限られているんだから。
決められると言っても、迎合してはならない。
不利な情報でも、悪い事でもハッキリ言う。
悪い情報程、速やかに上げる。
庇ったり、隠したりしたら、かえって、罪を重くする。
自分のミス、特に、単純なミスは、速やかに報告する。
その場で、他人のミスを咎めない。試合中に、エラーを責めても意味がない。
それよりエラーをカバーする事に集中する。
怠慢な行為は、喝を入れる。(危険だから)
責任を問うのは試合が終わってから。
期日が守れない事が起きたら、速やかに、責任者に報告し、作業の組み換えを求める。
できないと思ったら、速やかに、報告する。
無意味に頑張らない。
見栄や外聞に囚われない。
簡単に妥協しない。
この程度でいいだろうといい加減なところで妥協しない。
わからない事があたら速やかに聞く。
わかる人に聞く。
わからない事をわからないままにしない。
不安があったら、他の人に確認してもらう。(相互確認)
目的を達成する事だけに集中する。
自分が恥ずかしいと思う前に、仲間の事を思い出す。
真の仲間、チームのメンバーになるためには、心のガードを外さなければならない。
自分の醜いところ、長所欠点、他人には見せられない処を仲間には晒さなければならない。
他人に見せられない処を見せなければ、夫婦には、なれない。
医者は、治療ができない。
醜い処、汚い処、弱点、欠点を互いに見せ、それでも一緒にやっていけると思った時、夫婦にも、仲間にもなれる。
その強い信頼関係、絆が確認できなければ、チーム、組織は最初から破綻している。
敵前逃亡する奴、蝙蝠のような奴とは手を組めない。
無論、最初から、そのような信頼関係があるわけではない。
互いに苦楽を共にし、同じ釜の飯を食い。
仕事を一緒にしていく中で築き上げていく事。
真の仲間、チームになっていくのである。
ただ、いつまでも、心閉ざし、虚勢を張って、自分のガードを外さない限り、本当の仲間には出会えない。
真の仲間に出会いたければ胸襟を開き、腹を割って話をする事だ。