表があれば裏もある。

仕事にも、組織にも、表と裏がある。
注意してね。
例えば、名と実。公式と非公式。剛と柔。建前と本音。
光と影。陰と陽。内と外。前と後。
副と補佐役にも表の補佐役、裏の補佐役がある。
裏なんっていうと悪いイメージを持つ人といるけど、一日に昼と夜があるように、表は裏があるから成り立つので、表ばかりでは、物事は成り立たない。
表と裏をどう使い分けるかが、問題なので。
いいか悪いか別。使い方によるよね。
二人で、中心を取る時はどっちが、表をとるか裏をとるかだよね。
リーダーが必ずしも表に立つとは限らない。
リーダーが裏に回る事も結構あるから。
相手を攻略する時は、誰が、実質的リーダーかを見抜く事だよね。
普通は、中核は三人で構成する。
リーダーを中心にして、表の補佐役と裏の補佐役をおく。
役職で言えば、副と事務だよね。
二を基本にするか、三を基本単位とするかの差だけど。
基本は、奇数で三だよね。偶数は真っ二つわれる危険性があるから嫌われる。
易で言えば、不易、変易、簡易だね。
裏と言うのは、忍者だよ。
裏と表を分けて使うか、一体として使うかは、組織の性格、リーダーの性格、好みだね。
表と裏を分けって使うと機動力が出るけど、二つに割れて、中心をか言った時、統制がとれなくなる危険性がある。
逆に、一体で使えば統制は、とれるけど、その分、機動力は限られる。

光が当たれば影が生じ。
指示は、行動に現れ。
結果の陰には、原因がある。
行為には、動機がある。
計画は、成果物を生む。
実績は、報告書となって伝わる。
名目は、実体から生じ。
実体は、名目によって外に表れる。
名の裏に実があり、実の表に名がつけられる。
上があれば下がある。
創造は、破壊を伴い。
明は暗を、伴う。
創造の陰には、破壊がある。
勝者の陰で敗者が泣いている。
売り手がいれば買い手がいて。
借り手がいれば貸し手がいる。
陰と陽は太極より生じる。
変易、不易、簡易。

指示と報告は、行って来いの関係にある。
結果は返されないと伝わらない。
構想は、写されて実像を持つ。
一人では、キャッチボールはできない。

表が良くて、裏が悪いというわけではなくて。
例えば、情報にも表の情報と裏の情報があた。
裏情報と言うと犯罪みたいに錯覚する人がいるけど。
裏情報というのは、表情報を補完するもので、表情報だけでは、実態を補足できないからで。
裏をとるのは、常識。
指示も正式の指示だけでは、固くて一般的、また、原則的にならざるをえないから、
運用するには足りない。
現場は、状況や前提は、固有、特有だから。
実際の運用は、現場合わせになる。
表だけでも、裏だけでもたらなくて、
裏と表を使い分けるから組織も仕事も緩急自在に扱える。

裏情報と言うと、陰謀とかスパイと言ったいかがわしさを感じる人がいるかもしれない。
裏と言うのは、外に表れている部分と内に隠れているという事で。
いかがわしい事、怪しい事ではない。
光あれば、影が生じる。

裏と言うのは裏方で。
後方を意味する。
表を作戦だとすると、後方は、兵站、情報。
戦略は作戦だけで成り立っているのではなく、むしろ、兵站や情報が鍵を握る。
管理は裏方でもある。
裏を軽んじたり、忌避していたら組織も仕事も運用できない。

組織も仕事も、発散と収束を周期的に繰り返す。
まあ、生成期の混乱からを抜け出して、成長、発展期に移り。成長期から成熟期へと転換していく。
その度に発散と収束を繰り返す。
わが社も混乱期を抜け出して、収束期に入ってきていると思われる。
発散する時と収束する時は、同じ条件でも、とるべき政策は、まったく違う。
場合によっては正反対のなるから間違わないように。

その時々に、リーダーシップを発揮してきて、組織も仕事も発散から、収束へと向かうようにする。
これは、センスだね。

年間スケジュールを立てろと言っておいたろう。

年間スケジュールがたってないと、足並みがそろわないし、自分の立ち位置も確立できず。
後追い仕事になるぞ。仕事を追っかけていたら組織を壊すからな。
指示されてから準備するのでは、遅いの。
指示されたら、即行動に移せるよう準備するのが、側近の仕事だからな。
会議が開かれた時は、会議の九分は終わて言って、次の会議に準備に取り掛かれる状態でないと。
言われたことはやれ。

メンバーは、中心に忠誠を誓って、指示されたことは、確実にやる。
組織が収束し始めると物凄い力で締め付けにかかるからな。
言われたとおりにやらないと潰されるよ。