期日のない仕事は、底のないバケツと同じ。
やればやるほど無駄になる。
底なし沼にはまる。

期日のない仕事はしない。

兎に角、時間をきる。
実務の会話は作業でする。
事実関係だけに絞る。
憶測、推測で報告しない。
あいまいな事は、わからない、やってない事とし確認する。
報告していないことはやってない事。
嘘つく事、誤魔化す事、逃げる事、言い訳する事、はぐらかす事を教えない、覚えさせない。

人のはできること、できない事がある。
得て、不得手がある。
何でも一人でやろうとして抱え込むのが一番悪い。
自分ができることできない事を明確にし、自覚する。
互いの長所欠点を補い合うことに意義がある。
そのためには。お互いの長所短所を認め、尊重しあう必要がある。

自分の役割、責任をはたすためには、自分に与えられた責任を果たせるようにする事だ。
自分の仕事を、自分ができるようにする。
会議の責任者なら、会議を開けるようにする。
責任者なら管理できるようにする。
自分が管理できるようにする。
自分の指示した事を理解していなければ、いくら、自分が頑張ってもいい結果は出せない。
野球は一人ではできない。
野球をしたければ、仲間を集める事だ。
集めた仲間が野球を知らなければ、試合はできない。
自分一人で、投手も捕手もやろうというのは、最初から、やる気がないと言われても仕方がない。
自分でできるようにしないのは、本気でやる気がないからだ。
最初から、うまくいかないようにしておいて、言い訳ばかりしている。
そんなことしていたら、自分の人生を惨めにするだけだよ。

日限を切らなければ仕事の段取りはできない。
日限を切らないのは、最初から、やる気がない。
着手しなければ仕事は始まらない。
いつまでも着手しようとしないのは、やる気のない証拠。

自分がやろうとしている事を書き抜いてみて。
それで、仕事になるか。
それで仕事ができるか。
常に、それを考えろ。
仕事にならない事を、うだうだ、いつまでも話しているのは、逃げている事だよ。

仕事は作業の塊だから、作業を解して、捌く。
作業を洗い出し、再構築する。
塊で見ているうちは、実現はできない。

次を決めて。次までに用意する物とやってくる事。
取り敢えずは繋ぎつなぎ。
そうやって、じりじりと前進し続ける事さ。
這ってでも前進してやる。

本気なら、できるようにすることを考えるさ。

後先を考えてから仕事をしろ。
結果でたら、どうするかは先に考えておく。
結果が出てから考えても、遅い。
それが泥縄というのだ。

後先を考えないのは、仕事以前。
最初から、仕事にならない。

仕事は待ったなし。
期日があるからね。
できません、間に合いません、やってませんは許されない。
どうにもならなくなったら、体制を立て直して挽回しなければならない。

期日を決めなければ、目先の仕事をこなすのに精一杯に、始末ができなくなる。
周りが見えなくなる。
見通しが立たない。
結(けつ)、ゴールが見えなければ、段取りは組めない。
後追い仕事、追っかけ仕事になる。
収拾が付かなくなって。
後がなくなるからね。

期日のない仕事は明日のない仕事。

仕事は、スタートを切ると、始まると、白兵戦状態に陥る。
それから考えても遅い。
後先を考えないで行動すると、手詰まりになって、逃げ場を失う。
手詰まりになると、何も判断が下せなくなり馬鹿になる。
後先考えないで行動すれば、何も判断できなくなって馬鹿になる。
自分で自分を馬鹿にしているだけだ。

何も判断できなくなるから、馬鹿になる。
何も判断できない状態になるから馬鹿になる。
それを馬鹿にするという。

試合が、始まったら、戦いが始まったら、考える時間なんて与えられない。
ボールを捕球したら間髪を置かず投げなければ、アウトにできない。
考えるのは、戦いが始まる以前。

結果が出てから考えても遅い。
試験が終わってから勉強を始めるようなこと。

逃げたり、投げ出したり、休んだり、やめられればいいよ。
でも、戦いが始まったら、それは許されない。
敵前逃亡する輩とは手は組めない。

今の政治家は、いざとなると誰も、受けて立とうとも、踏みとどまろうともせず。
あっちが痛い、こっちが痛い、腹が痛いと逃げ出す事ばかり考えている。
政治を志すのは、危急存亡の秋に身命を投げ出すためだ。
国が、苦難に堕ちった時に逃げ出すのでは、最初から話にはならない。

その志や如何。