日本では、まともに国を守る事を議論する事が許されない。
国家の安全は、何もしなくても守られると思い込んでいるお人好しの国民が多い。
お人好しも、一人二人なら、喜劇と笑っていられるが、一国の国民の大多数が思い込み出したら、厄災だ。悲劇である。
食料とエネルギー、情報は、戦略物資である。
食料や、エネルギーを輸入に頼る日本とって物流は生命線である。

先日、日経に中国が食料を買い占めており、世界的に食料が不足していると載っていました。
テレ朝では、コンテナが、中国に買い負けをして日本への流れが滞っていると。
食料とエネルギーは、戦力物資であり、習近平主席が自分たちは飢饉を経験している。
食料が、国家の生命線を握っている事を痛感していると常日頃言っていると。
半導体不足がいろいろなところに波及しつつあります。
これに食料不足や、エネルギーの高騰が加われば、一気に物価は駆け上がる。
食料とエネルギーは、戦略物資です。この辺が動き出すのは、戦争の予兆。
日本人は、何か勘違いをしている。
国力があったから、必要な資源を手に入れる事が出来たので、国力が衰えれば、食料も、エネルギーも、当然、手に入らなくなる。
だから、日本は戦争せざるをえなくなった。
また、日本の財政は、破綻しないから大丈夫と言っていますが、今問題とされているのは、財政でなくて、物価。
財政が、大丈夫と言っても、物価が高騰したら、元も子もない。
物不足の時に、「お金」をジャブジャブにすればインフレになるのは、必然的だと思われる。
これは国家戦略の問題なのである。

日本が、危機に陥ったら、アメリカが助けてくれるなんて思うのは、お門違いだ。
自分たちの力で、自分お国を守ろうとしない者を誰も助けてはくれない。
アフガンを見ればわかる。
日本を守るのは、日本人しかいない。