対象毎に、目的は違ってくる。
という事は、目的は、一つではない事がわかる。
そうなると全体の目的や対象は何かという事になる。
全体の目的をなぜ、ハッキリさせる必要があるのか。
全体の目的は、なぜ、必要なのか。
先ず、一人では、仕事はできない。
対象毎に責任者を決めた場合、全員が同じ方向、一致した考え方でないとまとまりがなくなり、全体の統制がとれなくなる。
要するにバラバラになる。
また、一緒に仕事をする関係者に事情を説明しなければならない。
目的が、不明瞭だと説明がつかない。
中心が定まっていないと仕事を統御できないと言う事である。
いずれにしても、仕事は、チームでやると事である。
全体の目的がはっきりしないと組織は制御、コントロールできない。
無秩序に陥る。
だから、全体の目的は包括的、統制的なものになり。
抽象度か高くなる。
あんまり、具体的な目的にすると、個別の目的が窮屈になり、融通が利かなくなる。
或いは、例外的処理が増えて、全体の目的を定めた意味がなくなる。
かといって、個別の目的を曖昧にすると後の段取りが出来なくなる。
全体の目的は上位に位置、中心、基準となる。
例えば、教育の対象は、新人、中堅、マネジャー。管理職、上級幹部、経営者。
また、専門職、部門(経理、営業、保安、配送、人事等、部門固有の教育)、資格等がある。
そしてそれぞれ受け持ちも、予算も番う。
これらの整合性、統制をとるためには、構成や枠組みを一致させる必要がある。
構成とは項目を意味する。
項目には、主旨、目的、目標、考え方(原則)、方針、責任者、対象、予算、日程等がある。
つまり、全体の主旨、目的、目標、考え方(原則)、方針、責任者、対象、予算、日程。
これに個別の主旨、目的、目標、考え方(原則)、方針、責任者、対象、予算、日程を照合し、照らし合わせて組み上げていく。
個別の項目はこれに実施計画が付け加えられる。
この様に、計画は、段階、手順を踏んで作られていく。
そして,関係する者、特に、全体や個別をマネージメントする者は、段取り手順を頭に入れ、手順そて一致した行動をする事が求められる。
野球をする者は」、予め最小限のルール、手順は頭に入れておく必要がある。
無論、ルールを完璧に頭に入れる必要はない。
パーツを教えても全体がわからないようにしておけば、自律できない。
それは奴隷化であり、ゾンビ化みたいな事。
魂がない。
そんな教育、俺は許せない。
だから、俺は、同期の人間が許せない。
俺達は、一人ひとりが自律して生きるように教育してきたか。
いつまでも、自分にしばりつけ、巣立ちできないようにしてこなかったか。
動物は、巣立ちできない子を敵として攻撃までする。
金魚鉢みたいなところに閉じ込め、同じ場所をくるくる回る事をさせていないか。
俺は、大海を泳ぎ渡る事が出来るようにしたい。
たと、自分から巣立つ時が来るとしても、奴隷、ゾンビみたいにはしたくない。
全体を見れるようになれ。全体をね。
そして、自分で仕事を組み立てられるようになれ。