あなたが、目的を理解しているのはわかる。
あなた以外の人が目的がわかっていないのもわかっている。
あなた以外の人にいかに目的を分からせるかがわからない。

お前わかっているんだろ。だったら部下にやらせろよ。
自分がわかっているのなら、部下がミスしてもフォローできるだろ。
それより、部下にやらせて相手がどう出るかを見た方が効果的だろう。
さもないと、手詰まりになって、打つ手がなくなるぞ。

わかっている人は言わなくてもやる。わかっていない人は、言ってもやらない。

やればわかる、やらなければわからない。
どうやったら、やらせることができるかがわからない。

やればわかるよ。とにかく、騙されたと思て、何も言わづにやれよ。
やっただめなら、納得するけど、やる前にああだこうだ言っても始まらないよ。
食べてから、まずいというのならわかるけど、食べずにああだ、こうだ言うのやめてくれる。
とにかく、何も言わずに、いわれたことやれよ。

やる前から、諦めていたら、上手く、いくはずないだろ。

仕事は、経験を積まないとわからない。
通しでやり抜かねば、分からない。
なんでも、料理は、後片付けが肝心。
仕事は、やらせてみないとわからない。]

仕事は、仕事を通じて仕事を覚える。
運転は、運転しなければ身につかない。
水泳は、泳がなければ、泳げない。
後は場数の問題。

免許書を持てるから運転できるとは限らない。
運転させないと、運転の技能はわからない。
やらせてみてから、相手の技量を確認しながら、仕事を任せていくのである。

自分がわかっているのなら、他の人にやらせないと。
実際に、仕事をする人が、主旨や目的、自分の考えで動けないと、任せられない。
自分以外の人間に任せられなければ、チームにならない。
だから、自分の考えを持て。持たせろと指導された。

自分の考えもなく、主旨目的を理解していない物は、自分の意志では動けない。
要は、いざという時に役に立たない。使えないのである。
早い時期、事前に、責任を持たせ、任せておかないと、仕事はできない。

間に立つものは、なかなか、任せられれない。
自分の考えが成立いてない、モヤモヤしている時に、話がドンドン進められたら困ると思っているから。
しかし、下働きをする者はそれでは困る。
なぜなら、最終的結論が出るのは、最終段階だから。
結論が出るのを待っていたら、なんの仕事もできなくなるし、他の部署との連携がとれなくなるから。
嫌がろうが嫌われようが、事務方や、自他働きをする者は、結論が出る前から着手、スタートきらなければならない。
そうだから、方針くらい決めておいてもらわないと。
仕事が手にちゅかない。
大体、結論が出たら、仕事は終わるのである。
仕事が終わってから指示されても。
当日、直前に指示できる事は、使いっ走りの仕事。

同じ質問でも、立場、立ち位置によって、解答が違うと言うことに注意して。
例えば、「場所どうする」と担当責任者が聞かれたら、「場所は、ある程度広くないと」といった内容や基準を直接的に答える。
スッタフなら、「関係者の意見を聞かれたら」とか。「二、三、候補地を検討しますので、目的を教えてください」「考えを聞かせてもらえます。こちらでまとめますから」とか手段や、場所を決めるための考え方。
事務方は、「遅くとも今週中に決めてほしいんですけれど」とか、「関係者の意見を聞くなら、集める必要がありますか」といった、段取り、スケジュールに関して応える。
事務方が、内容に触れる事はない。内容に踏み込むと段取りがとれなくなるから。
事務方が、応えれるのは段取り手順に関して。
スタッフは、決定的なことを言えない。考え方、手段までで、決定的な事を言えるのは、責任者か権限を委譲されたもの。
同じ場所に関して聞かれても、立場によって答えが違う事。
つまり自分の役割、立場をわきまえて応える必要がある。