「自分が今言った事を仕事にしろ。仕事にすることを覚えろ」と躾けられた。
「仕事にするというのはどういう事か」と聞くと。
「仕事は、自分一人でやる事ではないだろ。
自分が今何をしようとするかを明らかにして、皆に分かるようようにしろ」と。
自分がやること(作業)を決めて。その成果をどうするか(成果物)を決めて。
皆に分かるようにする。(紙に書くなど)
そのうえで作業仕様を詰めていく。その時、必要なら人を手配する。
例えば、方針を決めるとしたら。

「方針を決めるとして、どうやって方針を決める。
方針は一人では決められないよね。じゃあどうする。」
「関係者を集めて皆の意見を聞きたいと思います。]
「聞いてどうする。」
「皆意見をまとめて私が方針の素案を作りますから見てもらえますか。見てもらってよかったらそれで決めたいと思います。」
「わかった。関係者で誰の事。」
「〇〇、▲〇、✕✕です。」「わかった〇〇には俺から指示しておくけど▲〇と✕✕は、」「□▲の部下なので指示してもらえませんか。」「わかった、□▲には、俺から指示しておくよ。」
こんなふうに仕事を詰めていく、詰めは厳しく。

打ち合わせで取り決めたことを記録して、お互いにやることを確認する。
それは、方針についてではなく、方針を決める為に何をするか。
方針もまだ話しをしただけだと泡と消える。何かに記録を取らないと固まらないし、整理もつかない。
話した相手も記憶を辿るから始末が悪い。
記憶でなく、記録を頼る。

聞くだけでいいんだよ。
決めてから聞くのと。
決める前に聞くのとでは天と地ほど違う。
自分で考えて決めないと。
自分のものにならない。
いつまで立っても、自分で決められない。
自分の頭を使わないと。他人の頭で考えてもらっていたら何も自分で考えられなくなる。自分で方針を決めるからあとの仕事も自分で考えて組む立てられるようになる。
だから、出だしから自分で考えるように仕向ける。
どうしたらいいか、自分で考えろ。
聞くだけでいいんだよ。
決めてから聞くのと。
決める前に聞くのとでは天と地ほど違う。
自分で考えて決めないと。
自分のものにならない。
いつまで立っても、自分で決められない。
自分の頭を使わないと。他人の頭で考えてもらっていたら何も自分で考えられなくなる。自分で方針を決めるからあとの仕事も自分で考えて組む立てられるようになる。
だから、出だしから自分で考えるように仕向ける。
どうしたらいいか、自分で考えろ。

自分に考えがあるのに、自分の考えを捨てて、相手の考えに合わせようとしたら、いつまでたっても自分の考えにならない。
まず、自分の考えを書き出して出して整理してから、相手の考えに合わせるから、自分の考えになる。
自分の頭を使わないと。
頭のいい人ほど、自分で考えられなくなる。

押し付けるのではなくて、合わせるのだから。
押し付けても相手のものにはならない。
自分がないから。

なぜ上司に相談するのかというと、自分の考え上司と相談することで整理し上司の承認をうることが目的で、話しただけでは証拠が残らない。

記録を取らないと堂々巡りになるから制限がなくなる。
同じことを二回以上繰り返したら、話を切り上げて髪に書かせろと。

簡単に要点だけでもまとめておく。とにかく、行動を起こす。

紙に書く程度なら一、二分もあればできる。
ところが、紙に書けというと意地になって書かない人間がいる。

仕事のルールを覚える。

仕事には手順がある。
手順には作業手順、組織手順があり、筋道がる。

仕事の要件が決まったら、作業の洗い出しをする。
作業の洗い出しは原則担当にさせる。
作業は、抜け漏れなく、重複なく、全て。

これが、めんどくさい。なれ、なれらば自然にできるようになるが。
最初は、丁寧に仕事をして覚える。

作業の洗い出しができたら、次に手順にならばて、仕事を割り振っていく。

当座の作業を洗い出す。
最初はつなぎつなぎ、あるていど、作業の全容が見えてきたら。担当を決めて、設計図を作成し、以後設計図に沿って作業を進めていく。

当座の作業は、できる事が限られている。
基本は組織づくり。
組織、中核となるチームができる前に、一人で作業を進めると基本的にやり直しになる。
監督を決める前に、守備位置や打順を決めても、守備位置や打順を決めるのは監督だから、監督が決まったら、先に決めた事は障害になる。
かえって、総てがやり直しになる。

だから、打合せ。
打合せも、一回ではなく、何回も人を変えてしなければならない。
そのすべてを、具体的に、手順に、読み込んでいく。
いつ誰と、何を、どこで打ち合わせるか。
そして、現実に集まれるところからやっていくから直前に変更があったら作業と人を組み替えていく。

結果は読まない。
会議の結果は、会議をしないとわからない。
ただ、予測はする。

試合の結果は試合をしてみないとわからない。
最悪なのは、負けると最初から決めつかる事。

ただ、どんな結果であろうと試合後にやる事は決めておく。
少なくとも、後片付け、後始末の段取りだけは決めておく。

なれれば、当座の作業くらいはスラスラ言えるようになる。
だから、傍から見ると簡単そうに見えるけど、これはなれ。
それに、当座の作業はその時できる事に限られるから。
集めるとか、紙に書くとか、誰にでもできる簡単な事、甘く考える。

だけど第一声を誰があげるかでする、難しい。
互いに見合って、声が出ない事がある。
自分たちは、指差しされて「お前から指示しろ」と指示されたもの。

サッカーなどでコイントスで先攻後攻を決めるが、これも、出だしの作業の決め方が難しい証拠。

多くのスポーツは、開始の動作を誰がするか、予め形式的に決めてある。

ただ無作為に決めようとすると難しい。

最初は混沌としているから、最初から完成度の高いものは求めない。
最初は、雑然としていて、整理されていない事が多い。

だから、紙に書いて、共同で、足し算引き算、追加しながら整理していく。
つまり共同作業。
一人で始めない。一人では、始まらない。一人では始められない。
仕事は一種のゲーム、チームワーク。

仕事とにするとは、作業に置き換える事を意味する。作業というのは実際にやる事だよね。つまり、行動。速やかに行動に移れ。何もしないで座るなと。
正直言ってね、親父から遅ければ猫でもできるといちも叱られてね。
うちの人間は仕事が遅いとこぼしてた。
とにかくその日のうちに仕事にかからないとどやされた。
先送りにするな。その日のうちに終わらせておけ。少なくとも手を付けろと。
資料を作れと言われて、すぐに資料が作れるわけではない。そこが問題なので。資料を作るというのを実際に作業に置き換える。
資料を作るためには、実際の資料の概要がわからなければできない。まず目的、どういう目的で、何に使う資料かわからないと、資料の仕様がわからないけど。その場でいきなり聞けるかどうか、その判断をしなければならない。
いけない場合は後日、聞く事になるけれど、何もしないでいくわけにいかない。それまでに、その時点でわかっていることを、簡単に書き留めておく。そうしないと。相手に聞かれた時、返事に困る。返事に窮すると口答えになる。
我々は、口答え、いい訳はするなときつく言われた。指示されてから、何もしていなければ、口答え、いい訳になる。指示されたり、注文を受けたら一仕事しろと指導された。一仕事とは記録をとる。記録があれば確認から入れるので、口答えにも、いい訳にもならない。
記録がないと、相手に問いただすことになるから、相手からするといい訳、口答えに聞こえる。たった一手間かける事で全然違ってくる。
出だしは、打合せか相談になるから、やる事は決まっている。これは速やかにやる。誰で見いいから、捕まえて話をして、話した内容の記録をとる。記録は、自分でも相手でもいい。そこで実績を残せばいいのだから。今なら、メールでもいいのだがメールは相手の顔が見えないので後につなぐのが面倒になる。
例えば、イベントをたる事が決まって、担当に決まったら、先ずどのような行動をとるのか。とにかく行動をして、メモでもいいから成果物を残す。それは、指示された直後でないと、機を逸する。それが仕事にするとか、仕事をする事で。
仕事というのは独りでではできないのだから、とにかく、相談なり、打合せなり、人と会って、話をする事で。では、誰と、何の話をするのか、仕事に糸口をつかむ。そして形を残す。
間を開けると、手を付ける、チャンスを逸して、改めた話を起こすことになり、間が悪くなる。
指示されたら速やかに、打合せをする。その時、誰と話すのかで、仕事の成否がわかれるとも。出だしは、仕事のできる人はそれぞれ自分の形を作って持っている。
人と会って話すのだから、一連のやる事決まっている。目を瞑ってもできる。
何を打ち合わせるのか、それは当座やる事。例えば。定期的打ち合わせる事でもいい。サポート役はとにかくやる事、行動を引き出すようにする。親父や先輩達から、くれぐれも、話の話にするなよ。話の話にすると後が厄介だよと。

センターは、結果は出せない。結果を出すのは現場である。
監督は、結果は出せない。結果を出すのは選手である。
先生は結果は出せない。結果を出すのは生徒である。

実際にやるのはだれか。
最終的詰めは実際にやる人間に詰めさせる。
作業は担当に洗い出させる。

センター、監督、先生が準備し、現場、選手、生徒が実行する。
センターが準備するのは、情報、兵站(後方)、作戦。
後方というのは、在庫、仕入れ、保安、配送、搬入、工事、会計、手続きといった後方処理を言う。

その日にやることの予定を立てる。

総ての準備、用意が終わっていなければ、試合はできない。
試合が始まってから、準備、用意はできない。
仕事の準備もしないで仕事に着手するのは、鉄砲も持たずに戦場に行くようなもの。

先ず、仕事に取り掛かる前に、準備、用意を終わらせる。

その為には、仕事の概要、要件、作業・やる事を明らかにしておく。

やる事には要件がある。要件とは、いつ、だれが、何を、どの様に、目的でするのか。
仕事の概要の要件とやる事の要件は別だから注意する。

作業の洗い出しをするのだけど、野球で例にすると。
基本は、投げる、打つ、走る、捕球する。
基本は、基本動作でそれはど数があるわけでは。
集める、話する、書く、買う、運ぶ、手渡すと言った。
集めると言っても、集める事には要件がある。
いつ、だれが、どうやって、どこに、誰を。集めてどうする。

試合中、携帯を使うのも、ゲームをするのも、昼寝や食事をする事は許されない。
許可なく持ち場を離れるのも許されない。
とにかく、守るべきルールを常識として周知する。

仕事、作業は行為、行動が伴う。
何をするかが明確にされないと、仕事にはならない。

仕事にするというのは。出された結論、指示された事を行動に置き換える事を意味する。