今の時代。
志がなければ、自衛官にはならない。
今、なぜ、自衛隊なのか。
今だからこそ、自衛隊なのである。
昔のように、食い逸れることもなく。
多くの若者は、青春を謳歌しているというのに。
なぜ、自衛隊に…。
志なくして自衛隊なんかに入隊しない。
人がなんと言おうと。
誰がなんと言おう。
心の片隅であろうと、ちっぽけであろうと志がなければ、誰が好き好んで自衛隊に入隊なんかするものか。
世は太平かもしれない。
太平な世だからこそ、乱に備えなければならないのだ。
太平な世には危機は見えない。
しかし、危機はいつも太平の世に潜んでいる。
だから、志が求められるのだ。
その時になってからでは遅い。
一隅を照らす。
俺には俺が守らなければならないものがある。
平和は、命がけで守るもの。
体を張って守るもの。
言葉なんていらない。
態度、姿勢で示すしかない。
大切なものは自分で守る。
愛する者は自分で守る。
志は、明るい時、光に紛れる。
しかし、暗くなると希望は、明るさを増す。
星は、夜、輝く。
志は乱世にこそ光を発する。
ただ今は、誰にも気づかれないからこそ。
尊いのだ。高貴なのだ。
日本人の志を継ぐ者。
武士(もののふ)の末裔。
大和魂。