おい、営業から帰ってきたら報告しろ。
それで、注文は取れたか。

え、注文とってくるんですか。
それ僕の仕事ですか。
それなら、それと、はじめに言ってくれなければ。
話、聞いてこいと言われたから、話し聞いてきたんですけどね。
先様がなんて言ってたかって。
暑いからクラーが欲しいて。
それが、とんでもない客でしてね。
暑いから、クラーが欲しいていうだけで。
だから、方針示せって。
方針示さなければ、何もできない説教してやったんですよ。
こちも、忙しんだから、最近の客は、常識がない。
方針は、言わないわ。
ちゃんとね、提案もしないし、仕様を言わないんですから。
クラーが、欲しいんなら、自分でカタログ調べてね。
メーカーや型式くらい提案できるくらいでないとね。
だから、方針くらい示さないと何もできないと言ってやったんですよ。
そうしたら、クーラー欲しいといただろというから。
それは、方針じゃないと言ったら。
偉そうに、じゃあ方針って何かっていい返すから。
そんなこと自分で考えろと。
そうしたら、他から買うから、二度と来るなって。
ところで、うちの会社なんではやらないんですかね。
やっぱ上が悪いんですかね。

こんな営業マンどうおもう。
でも、仕事の基本は、マネジャーも同じ。
客を上司に置き換えってみればわかる。

マネージャーは、客ではない。
野球は、選手と観客でできるわけではない。
球場を用意したり、試合をセットしたり、清掃をする人。
練習場を手配する人。ユニホームや装備を準備する人。
資金を工面する人。練習計画を立てる人。審判員、審判を依頼する人。
スコアを記録する人。諸々の事務や手続きをする人。
日程を管理する人。ミーティングの準備をする人。
水面下や、バックで試合で働く、多くの人の支えがあって野球は成立する。
そういった一切合切を管理するのが事務局。
こういった仕事を束ねていくのがマネジャーの仕事。
任された部門の仕事のほかにマネジャーには、全体を統制する仕事がある。
組織的な仕事には、自分たちが担当する仕事以外に、全員で協力してやっていく仕事がある。
単に、自分が受け持った仕事をやっていればいいというのではない。

それは、国も同じ。
一人ひとりの仕事以外に国民としての義務がある。
これを、忘れないように。

会議の事務とは、会議の招集。場所の手配、会場の準備。機材の手配。出席者への案内、出欠の確認。日程の調整。式次第の作成。資料等、当日用意する物の確認等。会議が開けるようにする為の準備一切を管理することを言う。
そして、会議に事務局は、これらの仕事を束ねる部署。

まさか、予算を、全員で討議してつくていくなんて思ていないよね。
そんなの、最初から不可能なのは、歴然としているじゃない。下地を作る者、全体を取りまとめる者、個々の部分を受け持つ者、マネジャーが打ち合わせて役割分担を決め。
それで、それぞれがやってくる事の仕様を打ち合わせるのが、マネジャー会議だよね。
そのために、事前に事務局と打ち合わせて詳細を詰めておかないと会議なんて最初から成り立たないよね。鉄砲も持たないで戦場に来る奴があるかって。
親父達は、プロにとって会議場は、戦場と同じだっと。
遊びじゃないんだ。恥を知れと。
バットも持たずにバッターボックスに立つような、恥知らずは、ベテラン、たたき上げにいないよな。

会議を開けるように準備するのは、全員の仕事だよ。
以前は、一人でも、準備してこなかったら連帯責任で散会させられた。
それほど、厳しかったよ。仕事は、遊びではないからね。
自分の怠慢を人の性にするな。
わかっていないのは、未熟だし、わかっていてやるのは、卑劣だ。皆が協力しなければ会社は潰れるからね。予算を作るだけなら、古参の連中なもっと手際はよくやるよ。
なぜ、トップに予算を自分たちにまかされたか。胸に手を当てて考えるんだな。
トップの方針、考えが理解できないようでは…。

状況や環境の変化に合わせて組織や作業を組み替えるのがマネージャーの仕事なの。
トップの話を聞いて、それぞれの役割に応じて、自分がやるべき仕事(ミッション)を洗い出し、全体の日程に合わせて組み立てるのがマネージャーの責務。
だから、マネージャーは、定期的に会議を開いてそれぞれの作業の進捗状態を確認し、作業を組み替える。
それが、マネージャー会議の役割。
トップの話を聞いたら速やかに自分の役割に応じて作業を洗い出す。
洗い出した作業が、トップの話した方針と合っているかを確認することによって、方針を実態的に理解する。
わからないことをわからない。知らない事を知らない。
できない事を出来ないと認める事から仕事は始まる。
基礎は、身につけたものにとってはくだらない事。
しかし、身に付けてない者、最大の壁。
それなのに聞くことが恥ずかしいような雰囲気がある。
基本がわからなければゼロから学んだほうがいい。
知ったかぶりをせず最初は勉強会のつもりで会議をした方が生産的で効率的。
知らぬは、一時の恥。
聞かぬは、一生の恥とたしなめられたものさ。
知らない事は知らない。
できない事はできない。
わからない事はわからないと認めよう。
そうしないと始まらない。
基本なんて早い者勝ちさ。
早ければ早いほど身につくし、歳を取れば取るほど難しくなる。
わからなくなったら、どれくらい基本に立ち帰るえるかだよね。
トップは、方針、自分の考えを話したはずだよ。
ただ、それを一回聞いたくらいではわからないから。
それを自分たちなり考えて仕事に置き換えていく中で理解し、自分の物していくんじゃあないの。
トップの話を聞いて仕事にしていくのは、マネジャーの責任だよ。
一回聞いたくらいでわかるわけないでしょ。
それを理由で仕事をしないのは、ただ、怠慢なだけだよ。
実務家は、言葉でなく行動で判断する。
トップの話を聞いて速やかに、作業の洗い出しをし。
関係部署とのすり合わせに移らないマネージャーは、トップの話が理解できていない。
トップが方針を示していないのではなく。
自分が理解していないことを自覚する。
大体一回聞いたくらいで理解できるなんて思うこと自体、思い上がり。
わかりましたなんて言ったら俺たちはどやされた。
仕事をやる事で理解し、自分のものにしていく。
基本中の基本。

客が、方針を決め、行き先を確定し、日程を決め、ホテルを予約し、交通機関の手配をしてくれないと、仕事が、できないなんって旅行会社があったら、おめにかかりたいよ。
馬鹿も休みやすみ言え。
どこにいたらいいでしょうって客がいるんで、何でもかんでも、自分でやられたら商売にならないの。
仕事をしようよ。そうしないと時間ばかり経っていてしまうよ。
報告というのは、正直言って聞く方がつらいという事を忘れないように。
基本的に、報告する者のためにする。
報告する事で報告する内容を整理し、自分が何をしたらいいのかを割り出す。
自分に関係する人達に、今、自分が何をしているのかを伝達し、協力を促す。
上司に、事情を説明し、次にすべきことを指示してもらう。
次に、これが重要なのだけど。報告する事で責任を共有する。
報告を受ける側は、報告を受けるだけで、責任が発生する上で、一回、聞いたくらいでは相手の事情がすべての見込めるわけではない。
即座に、適切な指示を出さなければならない。
だから、報告は、報告を聞く側の方がきつい。この点を忘れないように。
だから、僕らは、部下の報告を必ず聞くようにと指導されつづけてきた。
報告聞いたかって、聞いていないというと、手を抜くなと。
困るのは部下だぞと。
それで責任とれるかってね。
報告を気まぐれに聞いたり、真剣に聞かないと、部下は、報告しなくなってくるぞと。
ただ、正直ね。報告を聞くというのは、マネジャーにとってかなりきつい作業だからね。
それ自体、ストレスになる。心得ておいてよ。
報告は、可能な限り要約し、憶測、推測をまじえず、事実のみに留め。
自分の意見がある場合は、簡潔に、結論だけを言う。
兎に角、余計な事は言うなと。
これもなれないと難しけどね。

マネージャーは、打ち合わせが終了したら。
マネージャー間で結論を確認し。
自分が関わっていることを抜き出し。
次回まで自分がやってくる事、作業を洗い出して、リーダーに申告し承認を得る。
そのうえで関係者と連絡をとって細部を詰め、部下に指示をする。
担当者の補助作業にだする指示とマネージャーに対する指示は違うからね。
マネージャーは、プロとしてのプライドをもって指示を受けるよう。

茶飲み話、井戸端会議はするな。
次回、どうするか。なにをしてくるか確認してきたか。
忘れましたなんて言おうものなら。
バカ野郎。お前、何しに行ってきたんだ。
次回まで何をしたらいいか聞きに行ったんじゃあないのか。
それじゃあ仕事にならないだろう。
どうすんだよ。確認して来い。
報告をしないのは馬鹿だけど。報告を聞かないのはもっと馬鹿だからな。

実務ではどう思うかというのは、どう処理するかの意味で、個人的な意見を聞いているわけではない。
賛成か、反対かを聞いているわけではない。
従えぬ者は、黙って去るしかない。

状況や環境の変化に合わせて組織や作業を組み替えるのがマネージャーの仕事なの。
トップの話を聞いて、それぞれの役割に応じて、自分がやるべき仕事(ミッション)を洗い出し、全体の日程に合わせて組み立てるのがマネージャーの責務。
だから、マネージャーは、定期的に会議を開いてそれぞれの作業の進捗状態を確認し、作業を組み替える。
それが、マネージャー会議の役割。
トップの話を聞いたら速やかに自分の役割に応じて作業を洗い出す。
洗い出した作業が、トップの話した方針と合っているかを確認することによって、トップの方針を実態的に理解する。
わからないことをわからない。知らない事を知らない。
できない事を出来ないと認める事から仕事は始まる。
基礎は、身につけたものにとってはくだらない事。
しかし、身に付けてない者、最大の壁。
それなのに聞くことが恥ずかしいような雰囲気がある。
基本がわからなければゼロから学んだほうがいい。
知ったかぶりをせず最初は勉強会のつもりで会議をした方が生産的で効率的。
知らぬは、一時の恥。
聞かぬは、一生の恥とたしなめられたものさ。
知らない事は知らない。
できない事はできない。
わからない事はわからないと認めよう。
そうしないと始まらない。
基本なんて早い者勝ちさ。
早ければ早いほど身につくし、歳を取れば取るほど難しくなる。
わからなくなったら、どれくらい基本に立ち帰るえるかだよね。
トップは、方針、自分の考えを話したはずだよ。
ただ、それを一回聞いたくらいではわからないから。
それを自分たちなり考えて仕事に置き換えていく中で理解し、自分の物していくんじゃあないの。
トップの話を聞いて仕事にしていくのは、マネジャーの責任だよ。
一回聞いたくらいでわかるわけないでしょ。
それを理由で仕事をしないのは、ただ、怠慢なだけだよ。
実務家は、言葉でなく行動で判断する。
トップの話を聞いて速やかに、作業の洗い出しをし。
関係部署とのすり合わせに移らないマネージャーは、トップの話が理解できていない。
トップが方針を示していないのではなく。
自分が理解していないことを自覚する。
大体一回聞いたくらいで理解できるなんて思うこと自体、思い上がり。
わかりましたなんて言ったら俺たちはどやされた。
仕事をやる事で理解し、自分のものにしていく。
基本中の基本。

そういう仕事を通じて会社の考えや方針を組織に浸透させ。
意思統一をはかるのがマネージャー第一の仕事だろ。
その上で会社の方針やトップの考えを組織的に実現していく。
一人合点していては駄目なの。
自分一人理解知ってもわっかったて事ならないからなって。
そんな事、うちの母でも知ってたよ。

遊びや暇潰し、無駄話をしに行ったわけではないだろ。
ところで、自分は何をしたらいいんですかって。
叩き上げやベテランは、そんなことわかっているはずだから。
方針がはっきりしないとか、指示してくれないからなんていったら。
会社がどうなろうと関係ない。
やる気ありません。
会社の方針なんて聞く気ありませんって言ったようなものだ。
敵が攻めてきた時、国会決議がされてないと、応戦しなければ、全滅するんだよ。

俺たちは、微かなことでも嗅ぎ取って仕事にしろと。
要件定義の教科書には、発注者は必ずしも自分が発注した意図を理解していない。
そこを承知していないと大損害だぞと。
自分たちの感性を研ぎ澄ませる場が仕事場。
緊張感を持て。
仕事場は、道場。真剣勝負の場。
神聖な場。
だから、背筋を伸ばし。襟を正して臨めと。