政策を決めるためのデータ分析には手順がある。
気を付けてほしいのは、分析の基本は単純化だと言う事。
分析の意味がわっかてない人ほど、物事を複雑にしてしまう。
卸の販売政策を立てたいとする。
先ず前提条件を確認し、次に、手順に沿って基準を決めていく。
では、卸の戦略を、どの様に立てるか。(実際に卸の戦略をどのように、どのような組織で実行するのか)
卸の戦略を立てる場合、何が知りたいのか。
何を知りたいかは、難しくしない。
シンプルに考える。
先ず、卸の現状が知りたいと仮定する。
卸の現状を表す数値情報は何か。
仮に、販売店の軒数とする。(数値にできる物)
販売店の何が知りたいのか。
増減が知りたい。
増減とは何かの詳細を明らかにしていく。難しく言うと定義。
増減の基準(地域範囲、期間)
どういうことか、先ず、どの範囲。
全県。
地域毎(地域とは何か。支店を指すのか、それとも、東中西なのか。営業所はどうするか)
期間
増減てどういう意味。前年と比べて増えている事を意味するのか。前月と比べて増えている事を意味するにか。
傾向を言うのか。
短期か長期か。短期というのは三年を指すのか。五年を指すのか。
期間は、現時点を指すのか。それとも一定の期間(例えば四月から三月。)余りをどうするのか、
こういうことを段階的に詰めていかないと、データ分析はできない。
データ分析というのは単純化だから。
物凄く、頭をシンプルにしていく、単純にしなければできない。
物事を複雑にするのは簡単だが。単純にするのは難しい。
多くの人は逆に考えて。単純な事を、複雑にしてしまう。