親父に、しょっちゅう言われたよ。
ぱなし、ぱなしはだめだって。
何だってやりぱなしは駄目。
指示を出しぱなしにしたら、すぐに、出された方が困るだろう。
最初が肝心なんだから。
指示を出したり、決定が出されたたらその直後に詰めないと仕事にならないよ。
指示出しっぱなしにするなよと。
仕事の基本中の基本。

会社では、自分の思い通りなるなんてことは一つもない。
思い通りにならないから組織なんだ。
思い通りにならないから阻止kが必要なのだし。
思い通りにできないから、成長せざるをえない。
それが組織だ。

これから予算を作るけど、俺だって最初は何もわかってないし。
俺にとっても一番勉強できる。
だから、楽しみにしている。
わかったつもりでいると大失敗する事になる。
だから、みんなに助けてもらい、教えてもらいながら、一つひとつ決めていく。

自分がわからないことは、皆もわからないと思うのは傲慢だし。
自分がわからないことを他の人が知っているの、癪に障る、許せないんで狭い料簡で、リーダーにはなれないし、成長もしない。
そんなこと言ってたら、自分だけ知らないなんてことばかりになるなからな。

悔しとか、恥ずかしいとか、バカにされたくないなんて私情。私情で会社を潰されたらたまったものではない。
悔しいとか、恥かしいとか、馬鹿にされたくないという感情は、自分の為と思えば抑えられないけれど。
仲間のためとか、会社の為とか、お客様の為とお目れば、克服出来るし、我慢もできる。

自分がわからない事は、わかる人間に聞かなければならないし、できない事はできる人間に聞く必要がある。

現場の事は現場に聞けとよく言われたものさ。
以前、そこにいたと言っても年がたてば、事情も、状況、環境も違ってくる。
現場の事は今そこで働いている者にしかわからない事がある。
頭ごなし決めつける事だけは、やめろ。
先ず、事情を確かめろ。

全部決めてからどうすると聞かれてもね。そうだろ。

恥はかいて知るもの、失敗から学べ。
だから、恥をかくのを、失敗をするのを恐れるなと。
ただいい訳はするな。
誰に向かって言い訳をしているのかを考えろ。
大体自分に向かって言い訳をしてるんだ。
言い訳を認めたら、改める事も、成長もできないからな。
悔しいと言う気持ちを大切にしろ。
恥をかくのなら、失敗をするのなら、若いうちにしろ。
歳を取ったら誰も許してくれなくなるし、自分も頑固になる。
だから、若いうちは恥をかく事や失敗を恐れるな。
そうしないと、年をとってから大恥を書くことになる。
大失敗するよ。

それから、親父たちがくれぐれ教えてくれたのは、相談する相手を間違うなよ。
間違うと一生の不覚を取る事になるぞ。
決めるのは自分だし、責任を取らされるのも自分だよ。
相談したからと言って、相談した相手が責任を取ってくれないし、責任をとる事もできないからな。
相談するなら、自分で覚悟を決めて相談するんだよ。
安易に決めるなよともね。

予算は、支店長にしてみれば、自分の裁量枠を増やす事にもなるし。
皆の本音を引き出すチャンスでもあるし。
レイアウト変えたり、テレビのような設備を変えるとか、日ごろ自分が思っていたことを実現する好機でもあるし。
社員教育の絶好の機会、自分の方針や考えを浸透する事にもなるから。
なるべく全員を巻き込むことを考える事さ。
一見面倒に思えるけれど。
利権の塊なんだよ。
前向きに捉えないと損するよ。
糞真面目に考えるほど馬鹿げているよ。
会社にやらされているなんて、被害妄想。
会社は、みんなにチャンスをやってるだけなんだからさ。

後で、実はなんていうなよ。
やりたいことあったら予算にするさ。

予算は、支店長にとって一番の勉強だし。
また来期の準備でもある。
予算の立て方を見れば、支店長の考え方も実力もあからさまになる。
予算をいい加減、適当にする支店長は、仕事もいい加減、適当にしているとみなす。
今まで、予算の立て方をわからなかった、間違っていたかていたとして。
改めれば、成長する。
自分が解っていなかった、間違っていたことを認めるのが嫌だと頑なになれば、一生間違え続ける事になる。
間違いや失敗、、わからない事は誰にでもある。
自分が、わからない事、間違ている事、失敗を認めっているから成長する。
大体、人の話を聞いてこなかったから間違い続けたのだから。
素直になたっらどうだ。
素直のにならなかった、自分が苦しむだけでなく。
会社にも多大な損害をかけ続ける事になる。

教育費を考える事は、教育を考える。
教育をどうするかをいくら検討しても、予算がつけられなければ、現実的な話にはならない。
金の話したって教育にはならない。
自分の部下にどんな教育をするか。誰に、担当させるかは、支店長にとって再重要課題の一つ。
それこそ、自分の子供をどのように教育するかと同じ。
教育費に無関心なのは、自分の子供に無関心なのと同じ。
大体、、教育の事を本社はどう考えているのか。
誰が、責任者で、誰が担当するのか。
また、本社は教育のどこに責任を持ち、どの部分を担当するのか。
支店に何を期待しているのかを、サポートセンターの責任者は明らかにしなかったら、支店は教育費を計算できない。
交際費を考える事は、来期の営業の構想を具体的に寝る事。
修繕費とは、何か。来期どこを修繕するのか。
福利厚生費を何に使うのか。
誰と相談して、どうやって決めるのかは、来期、どうやって、支店をまとめるかを準備する事。

今度の休みに家族で旅行したいねと、いくら話しても家族旅行は実現できない。
お金の話をするから、現実味が帯びる。
お金の話をしたら夢がなくなると考えるのは、現実から目を背けてるだけ。
現実を直視しなければ夢は実現できない。
夢はいつまでも夢。
予算は、夢と現実のかけ橋。
予算を真剣考えない者は、自分の仕事も、人生も真剣になれない。

目安となる数字が欲しければ、パソコン使って計算すればいい。

何でもお任せにするのは、自分の人生をお任せにするのと同じ。

正直ね。
指示された時は、泣きたくなるほど、わからないものさ。
でも聞いていいかどうかもね。
でもね。
親父に、怒られたって、ぶん殴られたって、わからなければ、わからない事はわかるまで聞かないと仕事にならないよと。
その後、しみじみ、軍隊ではな、わからない事をわからないままにしていた奴は、皆、死んでいったんだよと。
軍隊ではな。靴に足を合わせると。
でも俺は、それでは足が持たないから、靴を変えてくれと言ったら。
人相が変わるほどぶん殴られたけど。靴を変えてくれた。
お陰で、俺は命拾いした。
軍隊では、わからにでは済まない。
わからない事をわからないままで放置したら部隊が全滅する事だってある。
皆、命がけで仕事しているんだ。
恥ずかしいとか、劣等感なんて私情に過ぎない。
私情で戦友を死なすことはできないと。
だから、自分の為に我慢するのではない。
自分を頼りにしている仲間のために我慢するんだと。

人に、物を教わる時、聞く時は、自分がどれくらい素になれるかで決まる。
若い頃、俺は、なんて学ぶのが下手かて嘆いたもの。
今でも、自戒している。
だから、俺は、後輩に、敬語を使わせるのやめさせた。
自分がどれくらい素になれるか。
相手に批判的になったり、疑念を持ったりしたら、相手に必ず伝わる。
一番困るの、突然、言われることだな。
自分の心構えができていないからね。
それくらい、人の話を聞くというのは精神統一が必要なんだ。
指示。命令も、お客様の注文も、真剣に聞かないと。
それが想像以上に難しい。
難しいと思っておけよ。
一種の修行だよね。
最初は逃げ出したくなるくらい。
泣きたしたくなるくらいわからない。
何が解らないのかもわからない。
でもね、自分だけが解らないのではなくて、大概の奴もわからない。
それをね、わかるまで、くらいついたものだけが、生き残れるんだよ。
だからね。
なんでも疑ってかかれ、批判的にみろなんて教える学校はとんでもない。
あれは洗脳だよな。日本人は素直だから。
教わる時は素になる。
だから、師を選ぶ。
尊敬でき、心服できる人だから、素になれる。
悪党を師に選べば、素直に悪党になる。
過激派を師に選べば過激になる。
いい師に会えるか会えないかで人生は決まった。
だから、親父達は人生の師を恩師として敬ったのだ。
今は、教え方が悪いと逆切れしたり。
教えろ頭からどやすからね。
それでは教えられない。
日本も礼節が廃ったよね。
昔は、礼儀の国と言われたんだけどね。
それが道だと。

剣道は言葉で、剣道精神を伝える事はできない。
挙止動作、礼節、服装、姿勢、竹刀の振り方、気合い、試合などを通じて修得する。
仕事も同じで、一つひとつの作業で修得する。
一つひとつの動作、作業を軽視する人には、仕事を修得する事はできない。
仕事は、指示された事を一つひとつ作業、動作に置き換える事。
だから、言われた事を無視したり、いい加減にやるものに指導は基本的にできない。
どんなスポーツにも共通しているけど、基本動作を軽視しているうちは、いつまでたっても上達はできない。
基本もできていないうちに、応用ばかり追い求めても無駄になるよ。
簡単な事をなめないように。
チャンと、準備用意をする。
調べておくことは調べておく。
悔しいなんて言ってたら、修行はできない。
そんな悪感情は私情だよ。
楽しければいいなんて欺瞞だな。

俺なりのやり方を教えてやってもいいけど。
今迄みたいに、いう事なんか聞くかとか。
任せてくれたんだか干渉しないでとか。
ありがとうございますと言って無視したり。
そんなこと言うなら勝手にやればいいじゃないという態度をとるなら逆効果だからな。
まあ、その辺の判断は、そっちの任せるけどね。

先ず、作業の全体量を大掴みするために。
指示された、提出資料のリスト、できれば、提出資料を打ち出してみる。
その上で、科目ごとに担当者と責任者を書き込んで本社に送る。
注意するのは、実際の仕事を想定して、責任者と担当者を仮決めして本社に報告する。
本社責任者は、各部門長と協議して、科目ごとに、本社の担当責任者を決め、担当役員の承認を得て指示する。
その上で、本社責任者は、支店長と協議して、現場と本社の体制を作る。

その際、会社の方針を合わせて県とする。
例えば、教育に関して総務が一括して管理するのか。それとも、目的の応じて各部門に分担するのか。
それは、、教育予算をどう割り振るかを検討する事で決めていく。
その辺の段取りを責任者は教育の担当者と相談の上決めていく。
むろん、教育だから、トップの考えをよく聞く。

この様に項目ごとに方針を決めていくわけだけど。
教育のように多岐に渡る仕事と、現場に任せる科目を、事前に本社は整理をしておく。
売上予算は、本社が何を担うのか、どの程度、現場に任せるかを直接話し合って線引きをしておく。
その上で、本社と現場担当者が連携してやる部分は、本社の責任者の下に、現場担当者でチームを作って進める。

当座は、こんなところ。
ただ本社の総括責任者は、最終点を、予め明確にして、作業工程を常時調整する事を忘れないように。

今言える事はこんなところだけど。
今迄みたいに、聞いたふりして、自分の我を通すなら、これ以上は言えないし。
それこそ勝手にしろとしかね。
責任持てないからね。
素直に人の意見は聞いたほうがいいと思うよ。
言うなりなるのは嫌だなんて言わないで。
そうすれば、教えてやるよ。
基本はね、責任者が責任をもって決めていくのが原則だからね。

予算の事、指示されたら、支店長、部門長は、いいチャンスだと思って考えてみよう。
指示された事のリストを作って、焦らなくてもいいから、一つひとつの課目を見てみよう。
そして、一遍に片付けようとしないで
それで、先ず、誰に聞いたらわかるかを考えてみよう。
それが思い浮かばなかったら、それが、今の、自分の状態だと自覚しよう。
いいとか、悪いとかではなくて、それが、今の自分。
それに気がついたら、改善の余地があるからね。
次に、思い浮かんだ人がいたら、その人を呼んで今期、今期の実態を聞いてみよう。
実態というのは、一体何件あって誰がどのように処理をしたか聞いてみよう。
焦らなくていいからね。一日三票処理で切らば、一週間で十五、処理できるから。
一票、五分として十五分。最低、一日十五分とれれば何とかなる。
問題は、誰に聞いたらいいかわからない。
その場合は、とりあえず、担当者の欄は、空欄でもいいから、本社に報告して。
みんなの置かれている状態が知りたいんだからね。

例えば、福利厚生費の事、誰に聞いたらわかる。
何を聞くか。
まず、福利厚生の課目にはどんな事があるかわかる。
それを上げてみる。
わからなければ聞く。

明細と、伝票を見てみる。
今期、誰と相談して、どの様に処理したかを確認する。
それが解らないという事は、今期自分が管理していなかったという事。
先ず、その点に気がついたら改めよ。

後ろめたかったりして隠す事ない。
隠したら、問題は解決できないで、そのまま、本番を迎える事になる。

先ず、わかっていない。
管理できてないと自覚しよう。
それを認めたら相談の仕様があるから。
最初から、できる人いないし。
見ればわかる様にやること沢山ある。
でも、一つひとつ片付けていえば、そんなに時間はかからないから。
わからないのにわかったふりして、何もしなければ、どんどん溜まっていって、最後には、訳が分からなくなるからね。

修繕費には、どんな事項があって、誰がどのように処理した。
そういうことを一つ一つ確認して来期、誰に、いつ、どのように処理するかを決めよう。
消耗品のように事項が多いものは、重要と思える事をピックアップして、後は、担当者に任せるようにしよう。
焦らず、毎日、課目と時間を決めて一つひとつ片づけていこう。
わからない事があったら、誰に聞いたらわかるか本社の総括責任者に聞こう。
そうやって、来期、一つひとつの仕事をどうやって管理するかを決めていこう。
来期困らないようにね。

間違っても、担当を適当に決めて丸投げしないよう。
わからない事があったら、聞けばいいんだよ。
問題は、誰にきたらわからないか。
それが解ったら、そこから相談しよう。
ただ、聞いた相手が癇癪を起したり、しどろもどろだったり、要領を得なかったら、俺に聞いてくれ。
そこが。一番の問題なんだからね。

自分は誰にも負けない。
何でもできるなんて言っていたら、チームワークはできない。
人は、一人では生きていけない。
仮に、誰にも負けない。なんでもできる人間がいたらそれが最大の弱点。
自分できないところを助けてもらい。わからないところを教えてもらえるから、組織は成り立つ。
だから、皆に感謝するんじゃないか。
俺だって、現場でに何が起こっているかなんてわからないよ。
だから、いい機会だから、皆が、何に困っていて、何が解らないか。
現場の実態はどうなっているのか、皆から教えてもらいたいんだよ。
俺にも足らないところ、わからないこと沢山ある。
だから、皆の力、協力が必要なんだよ。

俺は、全知全能で、お前らを教え導こうなんて微塵も考えていない。
逆だよ、皆から教わりながら、助け合っていきたいんだよ。
皆が決められない事があったら俺が決めるから。
俺にできる事があったら、教えてくれよな。
正直、俺はそれが知りたいんだよ。

皆と、どんなことを教育したらいいのか。
してほしいのか。
修繕費とは何か。
どこを、何を、修繕してほしいのか。
誰と相談し、どう処理したらいいのか。
所領管理って具体的に何を指すのか。
予算は、僕にとっても凄く勉強になるけど。
学ぶ気のない人間にとっては、めんどく臭いんだろうね。
でも、部下から聞かれたら困るからね。
勉強だと思って予算を作ってごらん。
どうしたらいいか、わからなかったら、予算を立てるんだよ。
予算を立てさせるんだよって言われた。
よくわからないとか、虚勢を張ってる人間は、すぐ癇癪を起して他人の性にしようとするけどね。
本当に困るんだよ。
俺なんか、わからないとこにぶつかたらしめたって思うけどね。
だって、そこが、問題だからさ。
俺だって、わからないんだよ。
だから一緒に、考えてほしいし。
とりあえず、自分たちで考えてごらん、逃げないだ。
大切なのは、誰と相談して、誰に任せるかだよね。
それが解れば、八分くらい解決できるからな。
一番困るのは、わかっていないのに、わかってます。解ってますって誤魔化そうとする奴とか、部下に適当に丸投げして部下に責任を擦り付けようとする卑劣なやつね。
わからないとか、できない事は仕方ないけど。
わからないとか、できないとか言えなくて、ごまかそうとする奴。
逆に、わからない、できないと努力もしないで投げ出す奴ね。
チームワークなんだから、少しは仲間のこと考えろよって。
できなくて籠るのは全員なのだから。
皆と、どんなことを教育したらいいのか。
一緒に考えたいんだよ。
皆がしてほしいのか。
知りたいんだよ。
修繕費とは何か。
どこを、何を、修繕してほしいのか。
誰と相談し、どう処理したらいいのか。
所領管理って具体的に何を指すのか。
予算は、僕にとっても凄く勉強になるけど。
学ぶ気のない人間にとっては、めんどく臭いんだろうね。
でも、部下から聞かれたら困るからね。
勉強だと思って予算を作ってごらん。
どうしたらいいか、わからなかったら、予算を立てるんだよ。
予算を立てさせるんだよって言われた。
よくわからないとか、虚勢を張ってる人間は、すぐ癇癪を起して他人の性にしようとするけどね。
本当に困るんだよ。
俺なんか、わからないとこにぶつかたらしめたって思うけどね。
だって、そこが、問題だからさ。
俺だって、わからないんだよ。
だから一緒に、考えてほしいし。
取り合えず、自分たちで考えてごらん、逃げないだ。
大切なのは、誰と相談して、誰に任せるかだよね。
それが解れば、八分くらい解決できるからな。
一番困るのは、わかっていないのに、わかってます、解ってますって、誤魔化そうとする奴とか、部下に適当に丸投げして部下に責任を擦り付けようとする卑劣なやつね。
わからなければ、わからないと潔く認めればやりようがあるのに。
わからないとか、できない事は仕方ないけど。
わからないとか、できないとか言えなくて、ごまかそうとする奴。
逆に、わからない、できないと努力もしないで投げ出す奴ね。
チームワークなんだから、少しは仲間のこと考えろよって。
できなくて困るのは全員なのだから。

先輩たちに最初に指導されら事。
さあ仕事にかかろうとすると、大概、わからない事にぶっつかって困る。
まあ、困ると思っておけ。
その時は速やかに、わかる人に聞けよ。
聞いてすぐに、癇癪を起す者は、わかっていないんだから、聞くだけ無駄。
しつこく聞くと本当に怒り出すから。
そういう場合は、わかる人に聞く。
わかっている人は、冷静に具体的に教えてくれるから。
ただ、聞く場合は、礼儀を忘れないように。指導された事は、素直に実行する。
そうしないと二度と教えてくれないからな。
教えるという事は、骨の折れる事なんだよ。
相手の事情に合わせて、具体的に指導しなければならいから。
一律に頭ごなしに教える事はできないから。
指示された事を実行ぬ移そうとした時、すぐにわからない事に、ぶち当たる。
困るのは、わからない事の大半は、指示されたこと以外の事。
だから、先ず、指示された事を見直して、わかっている事と、わからない事を整理する。
その上で、指示した人に聞くのが、常道。
それでわかるかというとそうとは限らない。
なぜなら、指示した人の多くは、自分は、完ぺきに指示したと思い込んでいるから。
この点は、僕らは、厳重に注意されたけどね。
自分が、完ぺきに指示したと思うな。
聞く側は聞きづらいんだから、指示したら、こちらから困っているかいないか確認をしろ。
わかっていますと言ったら、大概は、わかっていないから。
その時は、じゃどうするのと聞いて、具体的に答えられれば、その場合は、本当にわかっているのだから、任せればいい。
始末の悪いのは、頑固になって意固地になったり。
怒りだしたり、癇癪を起す人。
それは、私情だから。
わかるだろ。
そこで仕事はすべて止まるから。
頭に血が昇ったらお終いよって怒られたよ。
まあ、指示した側も、わかっていない事が多いんだから。
率直に認めて一緒に解決していくんだな。
それがチームワークだよ。
最初からすべてわかっていりゃ苦労しないよってね。
人にもの聞くというのは、礼儀を守らないとね。
僕は、親父や息子、親父や息子だから、礼儀を守らないと心掛けたよ。
なっぜって、お互いにわからない事に取り組んでいるんだから。
指示された者も、指示した者も我慢しているんだよ。
くれぐれも、それを忘れないように。
だらかが、癇癪を起すと連鎖するから。

我慢・我慢。

難しい、困難な問題に取り組んでいる時はクールでないとね。
だから、俺は、いつも克己復礼と書くんだ。
自分に敗けるな。自分い克って礼に変えれ。
自分だけがつらいんではない。
相手も辛い。
相手が教えてくれないのは。自分が礼を失したのではないかってね。
そう思え、相手の性にしたら、道は開けないよ。

なぜなら、教わらないとわからないんだから。
そして、指導を受ける時は。言われた事を、速やかにやれ。
やってできなければ、教えた側もわかってくれるけど。
やらなかった、普通は二度と教えてくれないからね。
だから、昔は教えを請う時門前三日、門が開かれるのを待ったものさ。
今でも、禅宗では礼としてやってるけどね。

やらなければわからないからね。
やらずに放置すると、見当がつかなくなるからね。

やる前から、言い訳考えている奴いるけど。
時間の無駄。
やる前から、言い訳考えてどうするの。
そういう奴は、いい訳だけは天下一品だけどね。
言い訳考える暇があったら、仕事をしようね。

最初に何を任せるのか、任せないのかをハッキリ決める。
その上で、任せる事は、どこまで任せるかを決める。
言いっておくけど。任せるのはいいけど、報告は聞く。
丸投げはしない。

任せると言うのと、管理しないと言うのとは違うから。

届類は特に注意してね。
機械的に処理してたと言う事のないよう。
その辺をね。いい機会だから、点検して。
やってなければやればいいんだよ。

今期どう処理したか確認してごらん。