なんでって思う時あるじゃないですか。
なんで、俺だけが…。
それって、恵まれた境遇の人でもあると思うのです。
なんでって思う時。
なんで、こんな目に合わなければならないのかって。

でも、そう思って落ち込みそうになった時。
違うって。違う。
そういつも自分を叱責するんです。
違うって。
世の中には、自分よりずっとひどい境遇の人がたくさんいる。
それで、神様に手を合わせるのです。
ありがとうございますと。

それだけで救われるのですね。
それで、しみじみ思うのです。
神は、偉大だなって。
人間なんてちっぽけなものです。
死んでしまえば何も変わりないんですから。
だから、今日も生かしてくださってありがとうと、神様に感謝するのです。

いやだなって思う時はありますよ。
逆に、悪いことしたなって思うこともね。
自分が善かれと思ったことが裏目に出て。

善良な人が幸せになれるとは限らないし。
悪党が、金持ちになったりして。
心優し人が不幸だったりすると。
なんで、こんなに不運だろうと思うくらい、悲惨な人がいたり。
逆に、不公平なくらい幸運に恵まれた人がいたり。
恨みだけで生きているような人や。
悪魔じゃないかと思えるような悪党がいたり。
聖人が迫害を受け、凄惨な死に方、処刑されたり。
純粋だった人が堕落して。
信じた奴から裏切られ。
なぜだと思わず、叫びたくなる。
罪もない子が無残に殺されたりすると…。

天を仰いで、なぜと。
前世とか、因果だとか、そんなことでしか説明がつかない。
でもだからこそですね。
神の底知れない怖さを感じるのですね。
神な何も語らない。
この世の理不尽な出来事。
無慈悲な事件。
その一切合切は、人の世の出来事に過ぎない。

その先に何があるのか、わかんない。
闇なんですね。
中には、わっかたつもりになり、勝手な解釈をしている人もいるけど。
でもそれは、神のみぞ知る。
天国だ、地獄だと言ったところで、自己満足にすぎない。
神の真意なて、神の意志なんて、結局、知りようがない。
神の意志は、人の思惑なんて思いもよらない。
深淵な…。

深い闇なんですよ。
本当のところはね。
科学といったて、人間の限界を思い知らされるだけ。

科学技術が発達しても、戦争はなくならないどころか。
人間の愚かさばかりが際立つだけだし。

ただ言えることは、それでも生きているという事。
生かされているという事ですね。

どんなl理不尽な事も、
無慈悲なことだって、
信仰を捨てる理由にはならないという事で。
むしろ、自分の信仰を貫くしか選択肢はないと気づかされる。
そして、ただ、祈るしかない。
神を恐れて、祈るしかない。
本当のところなんて、誰にも、分らないのだからね。
ただただ、祈るしかない。
神を信じて、祈るしか生きられない。