19日は、親父の、昨日は、昔、恩になった松阪の命日。
親父が死んでから十年。
松坂が死んでから三十年以上たつんだよな。
どんなに受け入れがたい事でもそれが避けがたい事実ならね。
しっかりと直視しないとすべてを台無しにしてしまうからね。
できないことはできないし、わからないことはわからない。
自分の歳に十足してみれば、十年後の自分の歳がわかる。
これは、否定しようのない事実である。
十年後の自分を想像してみて何も変わっていなければそれ自体が間違い。
十年後のあるべき姿を思い浮かべなければならない。
十引けば、それが十年前の自分の歳。
十年前の自分の今の自分がどう変わったか。
それは将来の自分を占い、今をどう生きるかの指針となる。
子供の成長を照らし合わせれば違いは見えてくるよ。
そして、今明らかにせねばならない事は、今明らかにしたうえで、将来の準備にかかる。
どんなに受け入れがたい事だとしてもね。
親父たちに言われたよ。
経営者というのは、自分の棺桶を背負って仕事をしているようなもの。
他の社員は、自分が死んだ後まで考える必要はないけど。
例え、自分が受け入れがたい事でも、それが避けて通れない事実なら、正面きって見据えないとね。
目を逸らしたり、逃げても、問題は解決できないからね。
それから逃れられないなら、戦うしかないよ。
人は神にはなれない。
不老不死にはなれない。
だったら、事実を事実として受入。
前向きに生きていくしかないさ。