これからは、強いリーダーシップが求められる。
それも若いリーダーを育てないと日本は、際限なく沈んでいく。
学校やマスコミは、やれ、組織は悪だ、強いリーダーは独裁者だ、規律は軍国主義的だと囃し立て、強いリーダーが育たないように仕組んできた。
そして、三無主義、日和見主義、事勿れ主義を蔓延させた。
これは、日本を弱体化する事を目的とした勢力の基本的政策。
陰謀などではなく、あからさまな政策。
我々はそんな事に惑わされてはならない。

最初はできないのが当たり前、だけど、ただ教わったって駄目、身につかない。
自分で学ばなければ。

仕事にかかる前は、なるべく多くの人の意見、考えを聞いておく。
仕事が始まるとなかなか率直な意見が聞けなくなる。
はじまる前なら、いい意味で、無責任に幅広くいろんな意見が聞ける。
逆に、仕事が始まると、責任が生じる。
事前に、皆の本音の部分が聞ける。
いざという時の協力がとり易くなる。たとえ、反対意見でも事前に意見を交わす事が出来る。
お膳立て、根回しがしやすい。作戦が立てられる。
また、仕事の布陣の参考になる。
だから、事前、話を聞いておくと効果的な手が打てる。

後手を引くなとね言われたよ。
相手の言う事にね。一物を持ったり、批判したり、斜に構えていると後手を引くよと。
常に前向きに、受けて立とう。
やってやろうと言う気になれば、先手がとれる。
三無主義世代の最大の欠点だね。
だから、いつも主導権がとれず。
結局、事勿れ、先送りせざるを得なくなる。
なんか、あや、イチャモンつけたがるんだよね。
その分、損をしているのに気がつかない。
真似しては駄目だよ。

最初から、総ての作業が読める、計画が立てられるなんて思うなよ。
読めて一両日、何もわからない、雲をつかむようだ、ナニから手を付けといいかもわからない。
大体、自分が何をしたいかもわからないというのが普通だからな。
まず、自分の考えを整理することから始めるのが妥当だけど。
それを一人でやろうとするなよ。
そこから、共同作業が始まる。

コアとなるメンバーに自分の考えを話したり、話を聞いたりする。
それを、足下にいる部下に、紙に書かせて整理させる。

部下に書かせ、それを人を変えて、見直すこと、構想を練り、コアとなるメンバーに浸透させる。
そして、徐々に、やることを絞り込んでいく。
ただ、あまりやりすぎると煮詰まってしまうから。
せいぜい、ニ、三回と回数を決めておく。

全体的なことは、皆の意見を聞いて、個別的なことは担当者と決める。

何でもかんでも他人の意見を聞いてと言う人いるけど、ただ、話を聞けばいいというものではないんだよ。

話を聞いていい事、相手、時もあるし、話を聞かないほうがいい事、人、時もある。

定番と新機軸、目玉を分けて考える。
定番の仕事は、基本的、固定的な仕事だから、それまでの経験を基礎にすればいい。
それに対して、新機軸、目玉商品は、挑戦的、冒険的な要素が強くなる。
視点が違うのだから当然聞くべきところも違って当たり前。

他人(ひと)の意見を聞くのは、自分が決断する為だからね。
他人の意見を聞くのは、いいけど、決めるのは自分だからな。
なまじ、他人の意見を聞いて迷うくらいなら、聞かない方がいい。
誰の意見を聞いたところで責任を取らされるのは自分だ。
「あなたを信じた、私が馬鹿だった。」と言うに過ぎない。
誰も庇ってはくれないよ。
最後に決めるのは自分なんだ。
他人の意見で振り回されるのは、自分の腹が定まっていない証拠さ。
他人の意見を聞くにせよ、聞かないにせよ、覚悟が必要だ。
あなたの意見を着たから、決められないと言うのは、いい訳だ。
全員が反対したところでやる時はやる。
指導者たる者、裂帛に気合で決めるものだ。
自分で決めるから、責任もとれる。

独りよがりにならない。